現在東京在住の仲間、みゆが里帰りしてきました~。
かなり長いこと会ってなかったみたいだけど、会えばずっといっしょにいたみたいに話せちゃうのがいいね
現在東京在住の仲間、みゆが里帰りしてきました~。
かなり長いこと会ってなかったみたいだけど、会えばずっといっしょにいたみたいに話せちゃうのがいいね
前回の続きです。
後ろの不気味空間はヴァンパイアチームのシーンでは、
こんな感じに。村人たちのシーンでは幕が閉じて
こんな感じになりました。
そして、仕込み当日、みんな化粧前で熱心に……メイク?
と思いきや……
ひっしに何か白いものを切っています。実はこれは……
以前ブログに登場した彼女たちも持っている、この物体は半紙を1センチの細さに裁断したもの。これをさらに何枚か重ねて、1センチ角の半分の大きさの三角に切っていきます。もう、とにかく全員でっ!! とにかく大量生産っっ!!
実はこれは。今回の台本のラストシーン。ヴァンパイアの兄妹が死んでしまったあとのト書き。
『頭上に雪が降り積もる。カラヴァ、ティチェリ、白く埋もれる』
そしてさらに。『雪は降り続く。全てを真っ白に変えて』で『THE END』となっております
この3行。この『夢』叶えましょう、ということで。
ご覧になった方はわかると思いますが、3台の雪かごから、めっちゃ大量に雪が降りました。あれです。
ほんまに黒い衣装が見えないくらい積もってました。
雪に埋もれていたカラヴァ、次の公演までに一生懸命雪落としをしているのですが……どこかに潜んでいるらしく、彼が手をふぁさっと動かすと雪がはらり……イリュージョン?!
そして終演後はひっしに雪かき……いえ、雪掃除。
みんな、お疲れさま!!
「雪、掃除するの大変やろうね」とおっしゃったお客様はいらっしゃいましたが、「雪作るの大変やろうね」とおっしゃった方はいないですね。まあ、あの量、その辺に売ってるごく普通の半紙を、手作業で切って作ったとは思わないでしょう、普通(笑)
スタッフの仕事は、作家や演出さんの夢を叶えて、お客様に喜んでいただくこと……なので
これからもいろんな夢を叶えていきたいと思っています。乞うご期待
(by こばやし)
お待たせしました!(え?待ってない?まあまあ)大道具&舞台美術編いってみよう!
今回は『いつの時代だったか…どこの国だったか…』なんですが。
演出さんのイメージは『ルネッサンス時代のイタリア』ということで。
その街並っぽい感じにしたいなあと。色彩は、ヴァンパイアの『黒』が映える、真逆の柔らかくて暖かいベージュで。
かつ、ヴァンパイアチームのお屋敷のときには廃墟みたいな感じに見えたらいいなと。
大道具案ができたらまずは模型を作って、ほんまにその感じでいけるかどうかチェック
今回は会場の天井の高さや客席との距離にもこだわって作りました~。(照明さんのためにも)
そしていよいよホンモノの大きさで。
まず、パネルを作り、新聞をペタペタと貼って、白いペンキを塗ります。
これで、土台完成
レンガの絵を描いて、色をつけます。柔らかい印象にしたくて、布に塗料を染み込ませてトントンたたいてみました。なので、手が……ゾンビ。
この作業、パネルが広大な草原のような気持ちになるんですね……何色か重ねていって陰影をつけました。←汚しを入れて完成
実物大の舞台セットです。ほぼイメージの通りですね。
そして、ある日の稽古中、演出さんが「ヴァンパイアの後ろに気持ち悪い絵があったらええなあ」とつぶやきはりました。舞美班(といっても独りだけど)「その夢、叶えましょう」ということで。
今回は「キャンバス風」に布に絵を描いてみました。
血の色を作って、これも布に塗料を染み込ませてぼだぼだと滴らせて……この作業、かなり気持ち悪かった。手は殺人犯みたいになるし……
シートは殺人現場みたいになるし……
←木枠に打ち付けて完成
血がしたたってるイメージで描いたので……かなり怖い絵になりました……とくに乾く前は生々しくて。
と。今日はこんなところで。
続きはまた……。
(by やぎ)
あっと言う間に1週間がたちました。
振り返ってみると、なんだか遠い昔のような……
今回参加していただいた素敵な客演の方々
ヒロイン役、清楚なシスター、リザを演じてくださった、ゆっこさん。とにかく美しかった
そして普段もとってもチャーミングでかわいい方です。
そして、元気いっぱい!みんなの弟分的な役、ラサロを演じてくださったチャッピーさん(写真左)。
兄弟漫才…? (兄貴役のあっちゃんと)
普段も癒し系です。
お二人に癒されつつ、とっても素敵な公演になりました。ありがとうございました。
この出逢いに感謝です。
次は舞台美術編へつづく……予定。
(by やぎ)