「レボー・レーバー・ジャパン」という工業用工具の輸入・販売会社(ドイツの会社の子会社のようです)の元社長(53歳)が業務上横領の疑いで逮捕されたという記事。
「逮捕容疑は、2017年2月7日から18年11月4日にかけて、社長として経理、出納などの業務全般を統括する自身の立場を悪用し、同社名義の会社資金計1億882万1千円を横領した疑い。」
「同課によると、19年11月19日に同社の弁護士から吉川署に「元代表取締役が同社口座から勝手に現金を引き出し、これを私的に費消した」と相談があり県警が認知。200回以上引き出された現金の使途先を捜査し、そのうち149回分の使途先を突き止めた。現金は全額、ギャンブルに使っていたという。」
本社の役員が来日した際に、帳簿を見て発見したそうです。
外資系会社の会計不正としては、日本コッパース事件という、民事裁判の第1審で監査法人(任意監査をしていた)が負けたという古い事例がありますが、この記事の会社は、監査人はいなかったのでしょうか。
最近の「不正経理」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
2000年
人気記事