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創刊50号記念【インタビュー】八田進二氏(青山学院大学 名誉教授)(アカウンタンツマガジンより)

創刊50号記念【インタビュー】八田進二氏(青山学院大学 名誉教授)(全文読むには要登録(無料))

おなじみの八田教授への長めのインタビュー記事。

最後の方で未公表の情報が...

「制度に関していえば、基準など“飽和状態”に近いと感じています。“人づくり”を疎かにして形式的な規制強化を進めようとしても、現場が追い付かない。息苦しさばかりが増して、かえって間違いが多くなるかもしれません。どこかで方向転換が必要でしょうね。最近、いろんなところで言っているのですが、日本の会計・監査制度はあながち捨てたものではない。例えば監査報告書に個人名を書く習慣は、日本にしかなかった。でも、国際監査基準(ISA)は、責任の所在をより明確化するために、このやり方を取り入れました。今般、金融庁が、「会計監査についての情報提供の充実に関する懇談会」を立ち上げました。その名のとおりの議論がなされるのですが、こんなの世界中でまだどこも踏み込んでない。その座長を拝命しましたので、実のある報告書がつくれるように、頑張ろうと思っています。」

おかしな報告書にならないことを期待します。

先日公表された金融庁の「今後の方針」では、「会計監査の信頼性確保等」という小項目の中で、「...通常と異なる監査意見が表明された場合等、監査人に対してより詳細な資本市場への情報提供が求められるケースにおける対応のあり方について、関係者と連携しつつ検討を行う」と述べています。

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