会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

Microsoft、リモートワークの影響を約6万人の従業員で調査した研究論文発表(ITmediaより)

Microsoft、リモートワークの影響を約6万人の従業員で調査した研究論文発表

米Microsoftが、自社の米国の従業員6万1182人のリモートワークに関する研究論文を発表したという記事。

研究の結論は...

「この研究によると、Microsoftの全社的なリモートワークへの移行は、社内のビジネスグループ間のコミュニケーション、コラボレーションに悪影響を及ぼし、従業員の生産性と長期的なイノベーションを脅かしているという。

この調査は、2019年12月~2020年6月に、米国の6万1182人の従業員のデータを匿名化して行った。データは従業員の仕事用メールアカウントとMicrosoft Teamsでのアクティビティ(Web会議、音声通話、チャット、ファイル共有など)。

論文についての公式ブログでMicrosoftは、リモートワークへの移行で、正規のビジネスグループと非公式のコミュニティの相互接続性が低下し、グループのサイロ化が進んでいることが分かったとしている。ビジネスグループ間の接続のために費やす時間の割合が、パンデミック前より25%減少したという。」

上記記事でふれているMicrosoft公式ブログ。

The effects of remote work on collaboration among information workers

Overall, we found that the shift to remote work caused the formal business groups and informal communities within Microsoft to become less interconnected and more siloed. Remote work caused the share of collaboration time employees spent with cross-group connections to drop by about 25% of the pre-pandemic level. Furthermore, firm-wide remote work caused separate groups to become more intraconnected by adding more connections within themselves. The shift to remote work also caused the organizational structure at Microsoft to become less dynamic; Microsoft employees added fewer new collaborators and shed fewer existing ones.

グループ間の接続は減ったが、グループ内の接続は増えて、より密につながるようになったのだそうです。
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