金融庁は、「インパクト投資等に関する検討会報告書」を、2023年6月30日に公表しました。
社会・環境的効果と投資収益の実現を図る「インパクト投資」の基本的意義や考え方、拡大に向けた方策等について、インパクト投資等に関する検討会で行った議論を踏まえた報告書です(全51ページ)。
以下のような内容です。
1.はじめに
2.インパクト投資等をめぐる国内外の動向
3.インパクト投資に関する基本的指針(案)
4. 更なる施策の方向性
「インパクト投資」とはどのようなものか...
「「インパクト投資」は、通常の投資と同様に一定の「収益」を生み出すことを前提としつつ、個別の投資を通じて実現を図る具体的な社会・環境面での「効果」と、これを実現する戦略等を主体的に特定・コミットする点に特徴がある。」(報告書6ページ)
報告書には、「インパクト投資に関する基本的指針(案) 」が含まれていますが、これについては、意見募集を同日から行います(10月10日まで)。
(概要より)