小渕優子経済産業相の資金管理団体が、政治活動との関係が薄いとみられる支出を政治資金としていたという記事。その金額は5年間で1000万円を超えているそうです。
父親の政治団体から引き継いだ資金があり、カネ回りが良かったようです。
「小渕氏は元首相の父恵三氏が2000年に死去し後継候補となり衆院議員に当選、同年に恵三氏と同名の資金管理団体「未来産業研究会」を新たに設立。恵三氏の資金管理団体は解散し、残金1億6000万円のうち1億2000万円が、別の二つの政治団体を迂回(うかい)して小渕氏の未来産業研究会に引き継がれた。
未来産業研究会の繰越額のピークは06年末の1億6610万円。その後、繰越額は減少し、11年末は6457万円。12年分の収入は2505万円で、内訳は政治資金パーティーの2016万円と寄付の489万円で大半を占める。」
相続税がかからないのもメリットなのでしょう。
政治資金:小渕氏団体、親族の店に362万円支出(毎日)
「小渕優子経済産業相の資金管理団体が、実姉の夫が経営する東京都内の服飾雑貨店などに「品代」として2008年からの5年間で38回、計約362万円を政治資金から支出していることが分かった。専門家は「政治資金として不透明な支出で、不適切」と指摘。このほか資金管理団体からは、百貨店でのベビー用品や化粧品、著名デザイナーズブランドなどへの支払いも確認され、疑義を持たれる支出は1000万円を超えており、小渕氏に説明責任が求められそうだ。」
小渕氏の団体、支援者に2千万円超接待か 週刊誌が指摘(朝日)
「政治団体は「小渕優子後援会」と「自民党群馬県ふるさと振興支部」。政治資金収支報告書によると、後援会は観劇会の収入として、10年に約373万円、11年に約369万円を記載した。一方、後援会と同支部は明治座(東京都中央区)に「入場料食事代」として、10年に約844万円ずつを支出。11年も後援会が約849万円、同支部が約847万円を支出した。政治団体側が、差額にあたる約2643万円を負担した形になっている。」
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