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【スクープ】「超大手法律事務所」弁護士34人が8700万円の詐欺被害か、逮捕の税理士は有名作家の親族(ダイヤモンドオンラインより)

【スクープ】「超大手法律事務所」弁護士34人が8700万円の詐欺被害か、逮捕の税理士は有名作家の親族(要無料登録)

ある法律事務所に所属する弁護士34人から計約8700万円をだまし取ったとして逮捕された税理士の事件(→当サイトの関連記事)の続報。

どこの法律事務所かがわかったそうです。

「結論から言うと被害に遭ったのは「森・濱田松本法律事務所」(東京都千代田区)の弁護士たちとみられる。この事件について、事情を知る人物が筆者に証言した。」

「前出事情通によれば、××容疑者は森・濱田松本の関連組織である「MHM税理士事務所」(千代田区)で顧問税理士の立場にあった。その立場を利用して多くの弁護士を信用させていたとみられる。

実際、MHM税理士事務所のウェブサイトのアーカイブを確認すると、2015年12月の時点で「所属税理士等」に「××××顧問」として××容疑者の名前が確認できる。しかし、2023年1月の時点では名前が消えていた。最後に顧問としての記載が確認できるのが2022年5月のアーカイブだ。」

平均すると1人あたり250万円程度の被害額になりますが、森・濱田松本の弁護士にとってはたいした金額ではないのかもしれません。

記事によれば、この税理士は、ナガホリ(東証スタンダード)株式の買い占め(→当サイトの関連記事)にも間接的に関わっているそうです。

「実は、東証スタンダードに上場する宝飾品大手「ナガホリ」(東京都台東区)の経営権を巡る騒動で、買い占め側の「リ・ジェネレーション」(港区)が2022年4月14日に初めて提出した「大量保有報告書」には、ナガホリ株式115万株(6.87%)の取得資金4億2500万円の原資が「合同会社STAND UP GROUP」(港区、不動産業、以下SUG社)という会社から借入金であると記されている。このSUG社の2人いる代表社員の1人が××容疑者である。」

「ナガホリとリ・ジェネ社の対立はいまも続いており、今年6月27日開催予定の定時株主総会に向けてリ・ジェネ社が出した剰余金処分に関する株主提案に対し、ナガホリ取締役会は反対を表明している。」

この記事の書きぶりからすると、税理士はこの買い占めに関わっていることで資金繰りが厳しい状態のようです。

(ナガホリ側あるいは買い占め側の顧問弁護士が森・濱田松本だったりすると、話としておもしろいのですが)

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