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会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

三井住友信託元社員を告発 インサイダー疑い、監視委(日経より)

三井住友信託元社員を告発 インサイダー疑い、監視委

三井住友信託銀行の元社員(55歳)が、インサイダー取引容疑で証券取引等監視委員会から刑事告発されたという記事。

「監視委によると元社員は2022〜24年、業務を通じて企業のTOB(株式公開買い付け)に関する未公開情報を得て、3銘柄の計2万5900株を買い付けたとされる。銘柄は中小・新興企業が中心で、一連の取引で少なくとも2900万円の利益を得たもようだ。

元社員は顧客企業の株主名簿の管理などを担う「証券代行部門」の部長職だった。監視委は2月、同法違反容疑で元社員の関係先を強制調査していた。」

銀行のコメント。

「三井住友信託銀行は24日、「多大なご迷惑・ご心配をかけていることを深くおわび申し上げる」とのコメントを発表した。社外取締役や外部の弁護士で構成する調査委員会で事件の原因究明を進めており、報告や再発防止策の提言がまとまり次第、速やかに結果を発表すると説明した。」

三井住友信託銀元部長インサイダー疑い、監視委が告発…顧客企業の未公表情報を悪用か(読売)

「発表によると、××元社員は2022年12月~24年8月、顧客企業に関する新株発行や株式公開の情報管理を担当する同部の部長や次長として、東証スタンダード上場などの3社に関する株式公開買い付け(TOB)の未公表情報を把握。公表前に、3社の計2万5900株を約3200万円で買い付けた疑いがある。

関係者によると、TOB公表後に株価が2倍以上に上昇した銘柄もあり、××元社員は買い付けた株を売却し、約3000万円の利益を得ていたとみられる。」

信託銀行社員による内部者取引事件の告発について(金融庁)

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