大証ヘラクレス上場の「ネクストウェア」に、架空取引を繰り返し約7億9000万円の損害を与えたとして、元同社営業部長が背任容疑で逮捕されたという記事。
「在職中の2005年6月~昨年5月までの間、計29回にわたり、東京都内の私立医大など複数の取引先からコンピューターシステムの納入を受注したように注文書を偽造。コンピューター機器卸売会社から商品を仕入れ、会社に損害を与えた疑い。」
記事によれば、仕入れた商品は仕入先に預けていたようです。
最近のこういう架空取引事件では、売上も仕入も架空(そして場合によっては仕入代金を直接または仕入先から還流させて着服)というケースが多いと思いますが、この事件では仕入の方は実在していたことになります。
容疑者は「社内調査では、「売り上げを計上することで社内で力を示したかった」と説明している」そうです。
弊社元社員の逮捕のお知らせ(PDFファイル)
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