父子で共謀…新たに2億9300万円 鉄板2110枚購入、転売か 横領疑いで再逮捕 26億円不正支出
ヤマウラの巨額不正支出事件で、元社員の男とその長男が再逮捕されたという記事。
「調べによりますと2人は共謀の上、2020年12月、××容疑者(父親)が経理を担当していたヤマウラの子会社「ヤマウラ企画開発」の口座から2億7200万円余りを不正に引き出し、岐阜県の会社に送金して横領した疑いです。
警察やヤマウラの調査によりますと、××容疑者(長男)は当時、建設機械レンタル大手の県内の拠点に勤めていました。
××容疑者(長男)は注文書を偽造し、会社名で岐阜県の会社に工事現場で使われる鉄板2110枚を発注。
その代金2億7200万円余りを××容疑者(父親)が肩代わりする形でヤマウラ企画開発の口座から不正に引き出し、送金したということです。
2人は手に入れた鉄板の多くを転売したということです。
また、同じ日に2100万円を××容疑者(長男)の口座に振り込み横領した疑いも持たれています。」
ということで、長男が務めていた「建設機械レンタル大手」の会社が新たに登場しました。長男が鉄板を勝手に発注・横流し、代金は誰かが支払わなければいけないわけですが、それを父親が「ヤマウラ企画開発」の口座の資金から(どういう名目だったのかはこの記事ではわかりませんが)支払ったということになります。
「警察がこれまでに立件したのはおよそ6億5300万円。さらに余罪を調べています。」
まだまだ再逮捕が繰り返されるのでしょう。
これも長野県の大きな横領事件の記事。
競馬などに使い残高ほぼゼロに…余罪の3億4790万円の容疑についても53歳の元総務課長を追送検、長電建設横領事件、会社の預金を自分の口座へ(信越放送)
「調べによりますと××被告は、2017年から40回にわたり、会社の預金およそ3億4790万円を自分が管理する口座に振り込み横領した疑いです。
××被告はすでに、およそ1320万円を横領したとして逮捕・起訴されていましたが、長電建設は被害総額が4億6000万円余りに上るとしていて、警察が捜査していました。」
弊社元従業員による不正行為に関するお知らせ(2023年12月)(長電建設)
「当該元従業員が、平成26年11月から令和4年9月までの約8年間にわたり、取引実態のない架空の請求書を偽造するなどにより、外注先への経費の支払いを装って弊社預金口座から不正に払い戻しを行い、これを私的に流用していたものです。
本件事案により弊社が受けた損害額は合計約4億6,600万円になります。」