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東芝不正会計の株代訴訟で株主一転敗訴 買収で「原告の資格失った」(朝日より)

東芝不正会計の株代訴訟で株主一転敗訴 買収で「原告の資格失った」

東芝巨額粉飾事件の責任を問う株主代表訴訟の控訴審判決で、株主側が敗訴したという記事。

「東芝は昨年の一審判決後に日本産業パートナーズ(JIP)に買収され、東京証券取引所への上場を廃止。高裁は、この過程で保有株が1未満になった原告らが「原告適格」を失ったと判断。請求を一部認めた一審判決を取り消し、株主らの訴えを却下した。」

「昨年11月には、JIPによる株式公開買い付けに応じなかった株主の保有株を強制的に買い取るのに必要な「株式併合」の実施を決定。翌月には9300万あった株式が1株に併合され、原告の持ち株も1未満となった。」

これで、不祥事で株主代表訴訟を起こされた役員は、どこかに会社を買収してもらえば、責任を免れるこということなるのでしょう。

この件はすでに推測記事が出ていました。

当サイトの関連記事(元の朝日記事では新日本監査法人への訴訟についてもふれています。)

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