会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

借り入れ目的を偽って「住宅ローン」を申し込み融資金約2400万円を詐取か 41歳の男ら5人を逮捕 警視庁(TBSより)

借り入れ目的を偽って「住宅ローン」を申し込み融資金約2400万円を詐取か 41歳の男ら5人を逮捕 警視庁

投資目的の借入なのに「住宅ローン」を申し込み、都内の信用金庫から融資金2450万円をだまし取ったとして、41歳の男ら5人が逮捕されたという記事。

「捜査関係者によりますと、×××容疑者は投資用のマンションを勧める「勧誘役」で、会社員の男性に金利の高い「投資用ローン」ではなく、金利の低い「住宅ローン」を組ませていました。警視庁は男性についても、違法と知りながらローン契約をしたとして、あすにも書類送検する方針です。

警視庁は、×××容疑者らがおととし2月からの1年7か月の間で、総額6億5000万円をだまし取ったとみて捜査しています。」

経済不安の若者を使って住宅ローンを不正契約させた疑い 総額6億円超か 詐欺容疑で5人逮捕(東京)

「暴対課によると、5人は将来に経済的不安を抱く若者を街中で勧誘。投資用マンションの購入を勧め、目的を偽って住宅ローンを組む手口を指南していたとみられる。2022年2月~23年8月に、8金融機関から約20件、計6億5000万円の住宅ローンを不正に契約したという。」

逮捕容疑の2450万円の借入については...

「発表によると、融資金は男性の口座からグループ側の口座に全額移され、実際のマンション購入額約900万円との差額約1500万円が利益になったとみている。」

借入目的を偽っていただけでなく、マンション購入額も偽っていたということでしょうか。「利益になった」といっても、借入金の債務は残るわけで、それはローンを組まされた者が負うのでしょう。

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