海上保安庁を取り巻く環境は非常に多様化し、
国際的にも微妙で高度な政治判断が入り込むなど
イレギュラーな案件が増えているように思います。
そんな中、小樽沖で開催予定であった総合訓練が中止となりました。
楽しみにしてましたが....このご時世。
1000隻のテロ船が....なんて話もある中
(あえて....テロ船、と書きました)
当然の措置だと....逆に安心したりする気持ちもあり....。
とにかく一線で国益のため命をかけている保安官さん達が居ることを
忘れてはいけないと....この1年思う日々でした。
と、言うわけで....天気も良い
9月とは思えない暑さの中、潜水訓練を見せていただきました。
岸壁に到着した際には、既に潜水サーキットが始まっていました。
フィンを使って器用にロープをよじ登ります。
該船に進入する際には必要となる技術です。
次の訓練は....岸壁から落水した要救助者を救出する訓練です。
ちょっとした小芝居が....ファンにはたまりません(笑)。
「あっ、人が海に落ちました。」
「海上保安庁に連絡しなきゃ!!」
と、同時に....
クーラーボックス.....こんなものも浮力になるんですよ。
なんて解説が入りました。
『うみの もしもは?!』
118番
このブログに来られている方は....良くご存知ですよね!!
通報を受けた海上保安庁では....
出動命令が下ります。
『敬礼!!』
『水面よーし!!』
着水、浮上、『OKで~す!!』
要救助者の元へ駆けつけます。
『大丈夫ですか?』
『海上保安庁です。』
巡視船からは、警備救難艇....
通称、”警救艇”(けいきゅうてい)が急行します。
サイレンを鳴らして...疾走していきます。
この警救艇、ウォータージェット推進ですから...
藻場や浅瀬でもガンガン入って行けます。
”狙った獲物(犯人)は...逃しません!!”
要救助者は、潜水士により警救艇に移され無事救助されました。
海で楽しみ皆さん!!
ライフジャケットは...
あなたの命を守ります。
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