海上保安庁では、日本の領海および排他的経済水域を11の区域に分けて
警備・救難等の業務に対応している。
北海道は、第一管区海上保安本部が担当している。
各管区には、潜水士が配置され海難に対応している。
第一管区では、小樽に潜水指定船『ほろべつ』
釧路に救難強化型巡視船『えりも』に潜水士、
函館航空基地に”空飛ぶ海猿”機動救難士が配置されている。
そして、管区の壁を超えて特殊な海難に対応するスペシャリスト集団
「特殊救難隊」通称”トッキュー”が羽田に居る。
隣接する羽田航空基地。
固定翼と回転翼が配備され難しい海難に対応している。
金網の向こうには”ガルフ”が1機。
ベル212が1機、これは巡視船に配備されているヘリコプターだと
思われる。
格納庫には、千歳航空基地にも配備されている
ボンバルが配備されている。
羽田特殊救難基地。
ここが”トッキュー”の基地である。
海上保安庁には緊急車両が無い。
緊急対応の際にも信号機を守らねばならない.....
さぞ、もどかしい思いをしているだろう。
基地内を見学させてもらった際の一コマ。
ドライスーツ、ウェットスーツが掛けられた棚。
いたるところに訓練用の細工が.......
限られた予算の中で.....あるものを使って”いざ”に備えている。
海難の際には荒天時が多い。
自分の命は自分で守る。ヘルメットは必需品である。
訓練や救難の際に利用するボンデン。
整然と並べられた潜水士が使うボンベ。
事務所の入り口に看板があった。
ここから特殊な海難対応のため全国に向かう。
冬季、ウトロにて潜水士と消防の潜水士、特殊救難隊が参加して
流氷の海域における海難救助を想定した訓練が開催されている。
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