龍虎塔
2003年の時は「台北」だけでしたが、台湾新幹線が出来て台北―台南・高雄間が便利になりましたので、今回は『千と千尋の神隠し』のモデルと言われている九份・十份や台南・高雄まで行きます。
「台南」には赤崁樓 ・ 孔子廟 ・ 延平郡王祠等、「高雄」には蓮池譚 ・ 龍虎塔 ・ 高尾英国領事館邸等歴史的に見所のある地域を散策します。
台湾名物の「小籠包」は「鼎泰豐」が勿論有名ですがインターネットの小籠包人気投票で1位になったこともある人気店「点水楼」にご案内します。
航空便は往路・復路共 「JAL」 で、ホテルは台北はニッコー4.5星、台中と高雄は4星クラスを用意しています。
今回のツアーは 添乗員付き です。
《ツアーの概略》
【旅行期間】2020年4月21日(火)~4月24日(金)
3泊4日
【集合場所:時間】 羽田空港 (詳細は参加者に後日連絡致します。)
【募集人員】15名(最低催行10名)
準会員・一般の方も参加出来ます。
【参加費】お一人様 160,000円 (2人部屋使用)
(ホテルお一人部屋ご希望の方 追加料金 +33,000円 )
【旅行手配会社】 (株)ワールドプランニングオフィス
【主なスケジュール】
4月21日(火) 羽田空港 ⇒ 台北 ⇒ 十份 ・九份 ⇒
台北 台北泊
4月22日(水) 故宮博物館 ⇒ 台南(台湾新幹線) ⇒
台南観光 台南泊
4月23日(木) 台南観光 ⇒ 高雄観光 高雄泊
4月24日(金) 高雄空港 ⇒ 成田空港
★オリジナルツアーですので、皆様の体調や天候に合わせてスケジュールはご希望に応じて自由に変更出来ます。
★出発は羽田空港、帰路は成田空港ですので、羽田までは公共交通機関でお越し下さい。
【お申込みの方】
久保田 惣治
email: 久保田惣治 (s_kubota1211@etude.ocn.ne.jp)
携 帯 : 080-2065-5348
FAX : 045-902-7178
《キャンセル規定》
確認後連絡します。
【訪問先メモ】
【点水楼】
「鼎泰豐」は勿論有名ですが「點水樓」はインターネットの小籠包人気投票で1位になったこともある人気店。
店内は、オールド上海を思わせるいい雰囲気です。鼎泰豐のような長い行列はないので、静かに食事ができる大人向けのレストランと言えるでしょう。ネットの人気投票で第1位を獲得した小籠包は肉汁がたっぷり!熱々のうちにぜひ食べてみてください。
さらに!上海料理のお店なので、小籠包以外にもおすすめはいろいろあります。なかでも「薺菜鍋餅(ナズナをサンドした薄皮焼き)」「點水?方(黒豚の角煮)」は小籠包に負けず劣らず絶品です!
【台湾十份(シーフェン )】
十份はとてもノスタルジックで、それはどこか昭和の雰囲気を漂わせています。
平渓線沿線の中でも十分は規模が大きく活気がある街で、名物は何と言ってもランタン(天燈)飛ばし体験。
大きなランタンに、願いを書いて空に飛ばします。元は台湾の旧暦で言う『元宵節』を祝う為の行事、「平溪天燈節」が由来ですが、現在では平渓地域全体で、1年を通してランタン飛ばしを体験する事ができます。
また、十分はランタンの故郷と呼ばれ、元宵節のお祝いでランタンを飛ばし始めたのが十分の住人だったと言われています。
《九份(きゅうふん)》
世界的に有名なジブリ映画『千と千尋の神隠し』のモデルと言われていて、九份に居るとまるで映画の世界に迷い込んだかのよう。台湾北部に位置し、山あいの街であります。日本統治時代の面影が色濃く残り、当時の酒店(料理屋)や建物などが多数残されています。台湾旅行のガイドブックの多くに紹介されており、映画を見て訪れる方も多く、今や台湾を代表する観光名所の一つとなっています。
石畳のレトロな街並みに赤ちょうちんが至る所につるされており、夜には街全体が赤くライトアップされ、その景色はとても幻想的でノスタルジック!屋台や食事処もたくさんあるので街をぶらぶらしながら台湾レストランやグルメも楽しめちゃいます。
《台北観光》
【故宮博物院】
台北観光のメインスポットといえば、世界4大博物館のひとつに名を連ねる「故宮博物院」でしょう。故宮博物院は清朝最後の皇帝、溥儀が北京の紫禁城(故宮)から退去した後の1925年に、歴代皇帝が所有していた美術品を一般公開したのが始まりです。
その後、毛沢東率いる共産党と蒋介石率いる国民党の間で内戦が起こり、形勢が不利になった国民党は台湾移転を決定。同時に故宮から精選した第一級の文物も1948年から3回にわたって台北に運ばれました。
1965年、それらを収蔵する故宮博物院が台北近郊の外双渓に完成し、皇帝私有の宝は晴れて世界中が衆目する公の宝となりました。
中国歴代王朝の皇帝たちが収集したコレクションを基に、約69万点以上の至宝を収蔵する中国文化と芸術の殿堂で、常時約2万点が展示されています。
下記に代表的な5点を説明します。
又、中国庭園「至善園」を散歩するやレストラン、カフェで余韻に浸るのも楽しみの一つです。
「翠玉白菜」
清の第11代皇帝光緒帝の后、瑾妃の嫁入道具として紫禁城の永和宮に飾られていたもので、清廉潔白を意味する白菜の上に子孫繁栄と多産を意味するキリギリスとイナゴが配されています。色が分離したヒスイ輝石の形と天然の色合いを活かし、白い部分を茎、エメラルド色の部分を葉に見立て、みずみずしい質感までも見事に表現しています。
「肉形石」
清朝時代に作られたとされる長さ5.3センチメートル、幅6.6センチメートル、高さ5.7センチメートルの東坡肉を模したとされる彫刻である。
「象牙透彫雲龍文套球」
職人親子3代が100年にわたって彫り上げた多層球です。わずか直径12センチほどの球の表層には精巧な9匹の龍の彫刻が彫られ、その中には透かし彫りの幾何学文様が施された24層の球体があり、各層自由に回転させることができます。現在では制作不可能、もはや神業としかいえない超絶技巧の象牙細工です。
「雕橄欖核舟」
高さ1.6センチ、縦1.4センチ、横3.4センチ足らずの小さなオリーブの種を小舟に仕立て、中には表情や動きの異なる8人が乗船しており、扉が開閉する小舟の船底には300字もの文字が刻まれています。
「毛公鼎」
獣を模した3本足を持つ青銅の祭礼器具で、器の内側に500文字の銘文が刻まれています。政情不安な西周晩期、宣王が功労のあった叔父の毛公を称えた内容で、褒美として多くの品を下賜したことなどが綴られています。32行にも及ぶこの銘文は現存する青銅器に記されたものの中で最も長く、史実を伝える歴史的資料として高い価値を持っています。
【台湾新幹線(台湾高速鉄道)】
中華民国(台湾)の台北市と高雄市とを結ぶ高速鉄道。略称は台湾高鐵、高鐵(高鉄)。
《台南観光》
台湾の古都・台南は、歴史的建造物やノスタルジックな街並みが魅力の街です。街のシンボルである赤崁楼、レトロな建物が可愛い神農街、風光明媚な安平といった観光地があります。美食の街として知られる台南には、担仔麺をはじめとした本場の小吃グルメもいっぱいです。
【赤崁樓】
赤崁楼(せきかんろう)は別名を赤嵌楼、紅毛楼 とも称し、台湾台南市中西区に位置する、オランダ人によって築城された旧跡である。原名は「プロヴィンティア」(Provintia、普羅民遮城)と称し、1653年にオランダ人と漢人の衝突事件である郭懷一事件(1652年)の後に築城された。鄭成功が台湾を占拠すると、プロヴィンティアは東都承天府と改められ、台湾全島の最高行政機関となった。現在は文化部により国定古跡に指定されている。
【孔子廟】
中国、春秋時代の思想家、儒教の創始者である孔子を祀っている霊廟(霊を祀る建物)。鄭氏王朝の1665年に陳永華によって創建された孔子廟である。台湾で最も古い孔子廟で、「全臺首学」とも称される
【延平郡王祠】
台湾・台南市中西区開山路にある鄭成功を祀る祠である。開山王廟(かいざんおうびょう)ともいう。
台湾の開発において鄭成功の果たした役割には大きいものがあります。この祠は、台湾の民衆がこの民族の英雄を記念するために特に建てたものです。1662年に創建されたこの建物は、台湾でわずかに残る福州式の建築様式を今に伝えています。境内にある「台南民族文物館」には貴重な古代芸術品が収蔵されています
【神農老街】
台湾の京都とも例えられる「台南」と言えば、風情ある古い街並みを思い浮かべる方も多いはず…。数ある「老街(古い通り)」の中でも「神農街」は、古き良き台湾を体感できる神農街はむかし「北勢街」と呼ばれるにぎやかな街道でした。かつてこのあたり一帯は、5本の主要運河が流れる商業の盛んな場所で、神農街はその中心に位置する重要な場所だったそう。この通りには今でも、清朝、日本時代の面影を残す年季の入った古民家が残されています。ここに軒を連ねる建物は、間口が狭く奥に長い「町屋造り」のようになっているのが特徴です。当時の商売人たちは、通りに面する前方を商店にし、後方や2階を倉庫として使っていたことから、このような建物が多いそうです
【台南天壇】
俗に「天后廟」と呼ばれています。祭られているのは天国の統治者玉皇大帝です。中国人は信仰に厚く運不運というものを信じています。人生の途上で困難に打ちあたると人々は天壇に来て、神様に指示を求めたり、開運の祈願をするのです。最近は悪運がついているなあという人はここにお参りして新しい幸運をもらって帰宅するわけです。地元の人は旧暦の毎月一日と十五日にここにお参りし家内安全を祈願する習わしです。また、旧暦正月九日には玉皇大帝の誕生日を祝う祭りがあります。
《高雄観光》
台湾リピーターに人気急上昇の街です。龍虎塔や六合夜市などの定番観光地に加え、フェリーに乗って海沿いの旗津半島を楽しんだり、打狗英国領事館から海に沈む夕日を眺めたりと、港街ならではの魅力に溢れる街。
【蓮池譚】
台湾高雄市左営区にある広さ約42haの池[1]。または、この池を中心とする蓮池潭風景区のことを表す。かつて蓮池潭は72haの広さがあったが、孔子廟や環潭道路の建設のために埋め立てられ、現在では42ha(南北約1.3km、東西約0.4km[2])まで狭くなっている。
清朝時代の1686年に孔子廟を建立する際、池を廟宇の泮水として蓮を植えたため、「蓮池潭」と呼ばれるようになった[1]とされる。また、満開の蓮の花が匂い香ることに因み「泮水荷香」と謳われ、清朝時代には鳳山八景の一つに数えられた。
【龍虎塔】
龍の口が入口、虎の口が出口になった龍虎塔は、1976年、春秋閣から約700 メートルのところに建てられた塔です。外観は生き生きと躍動感にあふれ、塔内には龍塔の方に中国人が親孝行の模範と認める「二十四孝子」や悪人が地獄で受ける「閻魔大王審罰刑図」などの絵が、虎塔の方に「十二賢士」や天国の世界を描いた「十殿玉皇大帝三十六宮将図」などの絵が飾られています。
【高雄英国領事館邸】
領事館の2つの建物は台湾で現存最古の西洋近代建築物であり、日本統治時代と戦後の国民政府時代に用途を変えながらも、1987年に中華民国内政部により二級古蹟(直轄市定古跡)に指定を経て(その後2019年に国定古蹟に昇格)、戦災や災害によって損壊した建物の修復が進められた。2013年より一帯を「打狗英国領事館文化園区」として開放、高雄市屈指の観光地となっている。
【六合夜一】
1950年代、現在の高雄市新興区大港埔近くの空き地に小吃の屋台が出店し始め、その数を徐々に増やしていったことから、大港埔夜市と呼ばれるようになった。その後、さらに出店数は増え続け、名前を現在の六合夜市と変え、現在では138の屋台が軒を連ねている[1]。1987年以降、夜市の一角は毎晩18時から翌日2時までの間歩行者天国となっている。