『街道を行く』 『歴史をたずねる旅』

『学び』『楽しみ』『社会へ参加』健康な日々

第9回 世界遺産を訪ねての旅ークロアチア・スロベニア

2013-05-02 23:12:26 | 日記
 
ドブロブニク

今回ヨーロッパの最終訪問国として、アドリア海の2カ国を訪問することといたしました。不幸にも戦火に塗れた国々ですが陽光きらめくアドリア海と、歴史ある街々、そして雄大なる自然が織りなす彼の地は、今やあこがれの地として旅人に人気があります。歴史を訪ねる旅はオリジナルの旅を企画し初夏の数日を皆さんと楽しみたいと企画いたしました。是非2年間のブランクを超えて多くの方のご参加をお待ちしております。

【旅行期間】 2013年6月3日(月)~6月11日(火) 9日間
【参加費】 お一人当たり ¥490,000 (2人部屋の場合)
   *別途航空施設料、燃油サーチャージ料などがかかります。
   12/10現在  68,080円  (変わる場合があります。)

【主なスケジュール】
  6月3日(月) 成田発全日空(午前便)にてフランクフルトへ乗り継ぎリュブリナ(泊)
  6月4日(火) リュブリナ観光~ボストイナ(鍾乳洞見学)              
  6月5日(水) フレッド湖~ザグレブ(市内観光)                   
  6月6日(木) ザグレブ~ブリドビッチェ(湖等見学)                 
  6月7日(金) ブリドビッチェ~トロギ―ル~スプリット(市内観光)         
  6月8日(土) スプリット~ドウブロニク                        
  6月9日(日) 終日ドウブロクニク見学 午後自由散策               
  6月10日(月) 午後までドウブロクニク自由行動~飛行機にてミュンヘンへ
  6月11日(火) 全日空機にて成田へ    15時25分着   解散


【訪問先1口メモ】

<6月4日 リュブリヤナ > 

    三本橋

     
ハプスブルグ家の支配時代が500年の長きに渡ってつづいた。赤レンガ屋根の家々が並び、緑あふれる街は、落ち着いたたたずまいを見せている。 プレシューレン広場と旧市街を結ぶ橋で、その名の通り3本の橋が組み合わさっている。

  リュブリヤナ城からの眺望  
 
  

   
リブリヤーナ城の建つ丘とその下を流れるリブリヤニツァ川が落ち着いた風景で旅行社を歓迎し、赤レンガの屋根が折り重なる旧市街の街並みは、中世の世界へタイムスプリットした様な感覚を起こさせる。
                  

 <6月5日 ブレッド湖>



 「アルプスの瞳」と称されるブレッド湖の景観は17世紀から既にリゾート地として人々を魅了し、現在も世界中からこの地を訪ねるひとは絶えない。澄み切った湖面には、ユリアンアルプスの最高峰、標高2864mのトリグラフ山が映し出され、湖に浮かぶ小島には、バロック様式の教会が自然を見守る様に立っている。

<ザグレブ>

 聖母被昇天大聖堂 

  
クロアチアの首都で17世紀に2つの町があわせてザグレブとザグルグのシンボルでもある美しい大聖堂。
この大聖堂には高さ100m以上の尖塔があり、町のどこからでも見ることが出来る。
ネオゴシック様式を取り入れて再建され、内部にはルネッサンス様式の祭壇やバロック様式の説教壇、オスマン朝軍と戦ったクロアチアの勇士の墓石が安置されている。

<6月6日  ブリトビッチェ湖群>



大小16の湖と92か所の滝を持つ国立公園で1979年に世界遺産に登録された。
エメラルドグリーンのプリトヴィッツェ川は森の中を縫うように蛇行しながら静かに流れ、コラナ川と合流点では落差78mの滝ちなり2つの川が一つの湖に流れ込む。湖郡の中でも標高639mの湖から標高150mまでを階段状に結んでいる場所は、一番の見どころ。
その躍動的な姿はまさに大自然の芸術といえる。

<6月7日  トロギール>



トロギールは廻りを城壁で囲まれた小さな島で本土とチオヴォ島は橋で結ばれている。町の起源はギリシャ時代まで遡り、中でも聖ロヴロ大聖堂はクロアチアを代表する教会で世界遺産に登録された。

 <スプリット>

ローマ皇帝ディオクレティアヌスの宮殿がそのまま旧市街になったという珍しい起源をもつ町。その特殊な成り立ちと街並みにより世界遺産に登録された。人々は宮殿の基礎部分はそのままに、その上から建物を増築する形で町を築いていった為、古代と中世が建物の中で複雑に絡み合う様な独自の街並みが生まれることになった。

   スプリット大聖堂

 ディオクレティアヌス宮殿の中で最も見応えのある建物。もとはディオクレティアヌス帝自身の霊廟として建てられたが、のちにキリスト教会として利用される様になった。内部に入ると8本のコリント式の柱が円形に並べられており、その上に更に小さな柱が8本乗っかっている。

         
 
                            
<6・8 コルチェラ島>



スプリットとドブロブニクの中間に位置し、特色豊かな伝統文化が受け継がれ、人気の観光地。
旧市街は全長200mに満たないが、様々な歴史建造物で埋め尽くされた美しい街。

<6・9,6・10 ドブロブニク>  

    
                        

「アドリア海の真珠」と称えられるドブロウニクはクロアチア観光のハイライト。オレンジ色で統一されたやねが並ぶ旧市街は、高く重厚な城壁に囲まれており何処から見ても絵になる光景だ。
過去にh幾度の大きな災害を受けてきた。1667年の大地震の時には町の中心プラッツア道理沿いにある建物で残ったのはスポンザ宮殿のみ。又、1991年のユーゴスラビア連邦軍による攻撃も、そのとき「危機にさらされた世界遺産リスト」に載る程にまちは破壊されたが、その後精力的に修復され、現在ではどの部分が修復された部分で、どこが昔のままなのか判別が出来ないほどになっている。