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第98回「歴史を訪ねる旅」―江戸の渓谷美を歩くー石神井川エリアーのお知らせ

2014-11-07 17:09:53 | 日記


飛鳥山公園

北区は桜の名所の「飛鳥山公園」や新撰組局長 近藤勇が処刑された板橋宿が有名ですが、「石神井川」には音無しもみじ緑地や桜緑地等のあり、又歴史を感じさせる社寺も点在しています。今回は年末の忘年散策はですから、午後スタートで、夕方から忘年会を実施します。
散策のみの方、忘年会のみ参加でも結構です。

実施日 : 平成26年12月13日(土)
集 合 : JR板橋駅東口(滝野川口)、午後1時00分
          ※.食事を済ませて来て下さい。
解 散 : JR王子中央口 、午後4時00分 (予定)
歩行距離:約3時間(含む説明・休憩時間)
コース :JR板橋駅東口 ⇒ 近藤勇と新撰組隊士供養塔 ⇒ 寿徳寺 ⇒ 音無もみじ緑地 ⇒ 金剛寺 ⇒ 音無さくら緑地⇒正受院(赤ちゃん寺)⇒ 醸造試験場跡 ⇒ 飛鳥山公園⇒JR王子中央口 

参加費 : 散策のみの方1,500円(ガイド代・資料代含む)
      忘年会のみの方  6,000円 (飲み物付)
散策 + 忘年会の方  7,000円 (飲み物付)
募集人員:30名
ガイド :北区観光ボランティアガイド

<忘年会>
 会 場 : 
  柚柚~YUYU~東北料理と柚子のかほり 王子店
     TEL. 03-3927-3339
   http://www.hotpepper.jp/strJ000805366/course/
 時 間: 午後5時30分~

<お申し込みの方>
1.会員番号のある方は必ず会員番号をご記入下さい。                                      
 2.緊急連絡先(携帯番号)をご記入下さい。

【訪問先1口メモ】


【近藤勇と新撰組隊士供養塔】


慶応4年(1868)4月25日、新選組局長であった近藤勇は、中山道板橋宿手前の平尾一里塚付近に設けられた刑場で官軍により斬首処刑されました。その後、首級は京都に送られ胴体は刑場より少し離れたこの場所に埋葬されました。
本供養塔は没後の明治9年(1876)5月に隊士の一人である永倉新八が発起人となり造立されました。高さ3.6メートル程ある独特の細長い角柱状で、銘文と近藤勇、土方歳三、合計110名の隊士などの名前が刻まれています。
 本供養塔には、近藤勇のほか多くのゆかりの者たちが祀られているので、新選組研究を行う際の基本資料とされ、学術性も高く貴重な文化財です。

【寿徳寺(谷津大観音)】


鎌倉時代の初期、早船・小宮の両氏が主家の梶原氏と争い、追われて落ち延びる途中で水中から拾いあげ、これを石神井川の川沿いの堂山に安置したのに始まると伝えられています。本尊は、谷津子育観音と親しまれている他、新撰組の近藤勇、および隊士の菩提寺でもあり、境外寺地には、谷津大観音、近藤勇と新撰組隊士供養塔があります。

【音無もみじ緑地(弁天滝、松橋弁財天洞窟跡)


この辺りは石神井川が蛇行して流れていた場所でした。ここでは「この地は石神井河の流れに臨み 自然の山水あり 両岸高く桜楓の二樹枝を交え 春秋ともにながめあるの一勝地なり」とこの辺りの景色を紹介しており、春の桜、秋の紅葉、殊に紅葉の名所として知られていたことがわかります。画面を見ると岩屋の前に鳥居があり、その横に松橋が描かれています。水遊びをする人や茶店も描かれ、行楽客が景色などを楽しんでいる様子が見て取れます。崖下の岩屋の中には、弘法大師の作と伝えられる弁財天像が祀られていました。このため松橋弁財天は岩屋弁天とも呼ばれていました。

【金剛寺(もみじ寺)】


金剛寺は、弘法大師が遊歴した際に創建したと伝えられており、治承年中(1177-81)には源頼朝が当地に布陣したとも記されています。当寺の弁財天は、岩屋弁天、松橋弁天とも呼ばれ、多くの信仰を集めた他、当寺が紅葉の名所であったことから、紅葉寺とも呼ばれていました。

【音無さくら緑地】


その名から桜の木が数多く植樹されているのではと想像したのですが、飽く迄も前述のもみじ緑地に対しての呼称みたいね。それでも頭上からは桜の花びらが淡雪のように舞い降りて来て、歩道もうっすらと薄化粧していたの。ここでは行き交う人も少なくて、舞い落ちる花びらを眺めながら暫し春を独り占め。ちょっと幸せな気分を味わうことが出来ました。

【正受院(赤ちゃん寺)】


思惟山正受院浄業三昧寺といい、浄土宗に属し、本尊は阿弥陀如来像です。弘治年間(1555-58)大和国に住み不動即我の密法を修していたという学仙房という僧が、霊夢によって武蔵国に来てこの寺を開いたと伝えられています。この本堂の裏側は、不動の滝跡です。「新編武蔵風土記稿」は、この滝について「病者ツトイ来テ浴セリ」と記しています。
この寺は、「赤ちゃん寺」として有名です。

【醸造試験場跡】


大蔵省醸造試験場は明治37年に滝野川で設立された。
現在は東広島市に移転し酒類総合研究所と名称を変更し独立行政法人となった。
跡地は、民間のマンション用地・醸造試験場跡地公園及び移転した酒類総合研究所が今も使用している建物となっている。醸造試験場跡地公園は平成17年度に本格的な整備を行う事になっています。

【飛鳥山公園】


飛鳥山は明治6年、太政官布達によって、上野・芝・浅草・深川とともに日本最初の公園に指定されました。 約280年前、徳川吉宗が享保の改革の一環として、整備を行い江戸庶民に開放したのが行楽の地がこの公園の始まりです。 園内には約650本の桜や約1万5000株のツツジ、約1300株のアジサイが植えられ現在も憩いの場として親しまれています。 佐久間象山の桜賦碑や、飛鳥明神の遺物と思われる2基の狛犬など、探すと意外なものが見つかるかもしれません。