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フォトログ~kageでひとりごと

季節感やシーンを思い浮かべていただけるような写真を徒然なるままに綴りたく思います。

紅い旋風-

2011年09月17日 17時36分58秒 | 兵庫・大阪 photo

2011.9.11 神戸よさこい祭 舞子公園会場にて  Nikon D300 AF-S 70-200mm F2.8G ED VRII



久しぶりのよさこい撮影です(^_^)


明石大橋をバックに朝の9:30~夕方5:30までのよさこい祭りですが、この日も猛暑で32度。
炎天下の下、時々は休みながら撮らないとこっちが参ってしまいます。









ここの会場はバックはスッキリしていて良いのですが午後からはまともに逆光に
なるのがネックでしょうか。

おまけに絞りをあけると背景が殆どハイライトで飛んでしまうので、日中シンクロでも撮っていたのですが
ステージまで距離があってストロボが届きませんでした。
ISO上げると距離は増えるのですがあんまり絞りたくないし。。

もっと大きいガイドナンバーのストロボが欲しい・・(^_^;)











よさこいは踊り子たちの動きの流れを撮るのが面白いと思う。

大体1/250秒位で撮って、「顔は止めて。手の動きなどに少しブレを残す」撮り方が好きなのですが、
踊りのスピードによっては1/180~1/125秒で撮っても良かったかも。

今回のよさこい、全体的にちょっと止め過ぎました(汗)












女性ばかり撮ってすみません(笑)

2GBのカードしか持っていないので途中削除しながら撮らないと、こんな丸一日イベントの時にはコマ数が足りなくなります。

そんな事情で男子中心のチームの番になると「休憩タイム」「ボツ写真削除タイム」になるのです。←おい

休憩しながら撮らないと熱中症にもなりますしね(笑)


よさこいに舞う紅い風。

なでしこ達は本当に元気でした。



次回も神戸よさこい祭りの様子をお届けします(^_^)

KOBE☆ワンダーナイト

2011年08月16日 16時39分21秒 | 兵庫・大阪 photo


KOBE☆ワンダーナイト  8/6(土)みなとこうべ海上花火大会  Nikon D300+Ai Nikkor 50mm f1.4s (多重露光) F16 23秒



いつもありがとうございます(^_^)
今年も花火の季節がやって来ました。

この神戸の花火を撮るのも4回目。
毎年同じアングルからの撮影なので表現に悩みつつも、そのまま当日を迎えてしまいます・・・(;^_^A

今年はMFレンズ一本勝負にしました(80年代の標準レンズで場面によってはちと苦しいのですが)。
理由は、無限遠のピント合わせが楽だから(笑)

結局、昨年と同じく露光間フォーカスしながらの撮影になったのですが、
今年はちょっと風があったのと、3隻の打ち上げ台の並びが均一で無かったので
バランスを取るのに難儀しました。

ん~・・・カラフルで楽しげですが去年とあまり変わりませんなぁ(笑)






KOBE☆スプラッシュナイト  Nikon D300+Ai Nikkor 50mm f1.4s (多重露光) F16 6秒


花火というとスターマイン系が花形のように扱われていますが、この手の花火って写真に撮ると
ハイライトもしくは白っぽいだけであまり綺麗に撮れた試しが無い。
大玉だと高すぎて夜景と絡めるのは難しいし・・・

で、これくらいのサイズの、色がある花火をいつも狙います。

またしても風でバランスが・・・(汗)


ポートタワーの灯りは途中でいったん消灯してしまうので、後半は殆ど花火見物でした(笑)


今年の全国各地の花火大会、震災への自粛で中止になったところが多いと聞いています。
賛否両論あると思いますが、開催した方が良かったのでは。。

8月11日、被災地の沿岸部各地で追悼と復興への願いをのせて一斉に花火が打ち上げられました。

やっぱりこんな時だからこそ、皆で打ち上がる花火を観て、おもいおもいの気分に浸り、
明日への糧にした方が良いのではないでしょうか。


「上を向いて歩こう」


阪神淡路大震災から16年半。
神戸の夜空に上がる花火を観ながらそんな事を思いました。

春夢(はるゆめ)の調べに-

2011年05月29日 10時53分01秒 | 兵庫・大阪 photo

春夢(はるゆめ)の調べに-

Nikon D300 AF-S 24-70mm f2.8G ED SS=2sec f32
トワイライトフィルター+NDフィルター+PLフィルター



こんにちは。約1ヶ月ぶりの更新であります(^_^;)

震災の件もあって今年の桜はあっという間に過ぎ去ってしまった様な気がします。
今年はまた新たな桜の表現をイメージしていたのですがライトアップが自粛されてしまった為、
叶いませんでした。

4月下旬、天候条件が良さそうなので桜と雲海を狙いに竹田城に真夜中に登りましたが
桜は殆ど散っている状態で雲海もうっすらと出ている程度でしたので諦めてすぐに下山しました。

竹田城から車を15分ほど走らせて散り桜のスポットに移動。

まだ夜明け前のため池にはちょうど良い加減に桜が散っていましたのでスローシャッターで撮影。

デジタルで桜の色を出すのは難しい-

強引にトワイライトフィルターで色づけしました。
少し現実ばなれした色合いですが雰囲気は出たかな・・と。






過ぎゆく春の時-


Nikon S2+Nippon Kogaku W-Nikkor.C 3.5cm f3.5 Velvia100(ポジよりスキャン)

撮影地の全景です。
古びた家屋が風情ある場所でした。

Nikon S2を何となく使いたい気分だったので新たに手に入れた3.5cm(35mm)レンズの試し撮りを兼ねてみました。

もう50年以上前のレンズでNikkorレンズの中では光学設計が一番古いものです。

単純にスペックだけで見れば現代のレンズに遠く及ばないのですが、逆に現代のレンズでは
出ないような趣きのある画を出してくれます。

当日は真夜中から霧がたちこめる天候だったのですが、夜明け近くにだんだんと消えてしまいました。
ただ、湿度が高かったのでレンズの曇りもひと役買ってくれたように思います。

まだまだレンジファインダー機であるS2を使いこなせていませんが、買ってからまだ出番のない8.5cmで
じっくりポートレートを撮りたいな~・・・

モデル撮影会は嫌いだしう~む。。。

日本光学 Nikon S2

2011年03月20日 13時50分35秒 | 兵庫・大阪 photo




このたびの東北関東地震により被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
被災地の一日も早い復旧を心よりお祈り申し上げます。




地震というと神戸の街が一瞬にして廃墟と化した95年の阪神大震災を思い出します。
また、水害というと2年前の7月に兵庫県佐用町で起こった台風による大雨被害を思い出します。

どちらも何日かではありますがボランティアという形で支援活動に参加しましたが、今回の東北関東大震災は
距離的にとても参加できそうにない。。。

今の自分に出来る事と言えば義援金を寄付する事くらいしか。。

SNSやツイッターなどで「写真で被災地を励まそう!」といった趣旨の活動を見受けますが、
個人的には被災者の方々にはまだそんな余裕は無いと思っておりますので参加しておりません。

また、個人的には今のような状況では写真を撮りに行ったり、SNSに写真を投稿したりする気分にも
なれないのでひっそりとブログの更新です。

新舞子の干潟シリーズの途中でありますが、「水」に関する事は今はちょっとどうかと思い、
2月に35mmレンジファインダー機 Nikon S2を買いましたので紹介します。





日本光学 Nikon S2 (1954年12月 発売)


現在のニコンがまだ日本光学という社名だった頃、"ニコン"はカメラに付けられていた名前でした。


日本光学は戦前の1917年,軍需用の光学機器(潜望鏡など)を生産する事から始まった会社との事で
戦後からカメラの生産を開始しましたが、1947年のニコン I 型に始まり、このS2は4代目にあたります。

この時代のカメラと言うのはまだ一眼レフというものは無くレンジファインダーカメラが一般的でした。

また、この時代のカメラはライカやツァイス・イコンなどドイツ製のカメラに一日の長があり、日本製のカメラは殆ど
"ドイツ製カメラのコピー品"と言っても過言では無かったとの事です。

"35mmレンジファインダー機の最高傑作"と言われるライカM3と同じ時代にこのNikon S2は登場しました。

この時代のカメラは輸出が主でこのNikon S2もアメリカなどではライカM3より人気で好評を博したそうですが
改良を加えるべく発表を遅らせ、満を持して発表したこのNikon S2をもってしてもファインダーの見え方、精度など
ライカM3の完成度には遠く及ばなかったと言うのが定説となっています。

ライカM3を触った事が無いので今イチ実感がありませんが・・・(汗)



ニコンはこれ以降SP、S3、S4など次々と後継機種を発表していき、キャノン、オリンパスなど他の日本のメーカーも
"ドイツに追いつけ追い越せ"と完成度を高めていきましたが、同時に"レンジファインダーカメラで
ライカを越えるのは無理"と判断し、日本各メーカーはまだ黎明期であった一眼レフカメラの開発にシフトするようになります。

ニコンでもNikon S2の開発と同時期に一眼レフの開発が始まっており、後の1959年にニコン初の一眼レフが登場します。
Nikon F です。

このNikon Fは瞬く間に世界中の報道関係に行き渡り、国内および国際市場でも大成功を収めレンジファインダーに
拘っていたライカを圧倒し、"一眼レフカメラの最高峰"として長く君臨しました。
(後の1971年、Canon F-1の登場によって形勢が変わったようですが)


話をNikon S2に戻します。


Nikon F もそうですが、昔のカメラと言うのは何と言うか工芸品のような趣きが感じられ、いかにも精密機械といった感が
とても素敵に思えます。
何より高級品で、このNikon S2も当時の大卒の初任給6ヶ月ぶんくらいの値段だったとか。。
Nikon SPやS3などは今でも中古市場で15~18万くらいしますが、それに比べるとS2は手頃な値段です。

このNikon S2を使ってみて正直、一眼レフと比べて、素早いピント合わせやシャッター速度の選択など操作がやり難いのも事実で、
レンジファインダーですので構図を決める際、レンズが見る構図とファインダーで見る構図が別になりますのでズレも生じます。
このあたりは慣れが必要で、一眼レフのように「サッ。」と操る事がまだ出来ません(汗)

レンズは勿論交換できますが、このS2は5cm(50mm)等倍ファインダーですので3.5cm、8.5cm、10.5cmなどのレンズを付けた場合、
その焦点距離に合ったファインダーを別にカメラのアクセサリーシューに付けなければなりませんので、
レンズは今のところ、このNikkor 5.0cmのみ使っています。

長々と書きましたが、このNikon S2は以前からデザインが気に入っていたので買いました。それだけです(笑)



今回の地震の件が少し落ち着きを戻したら、桜の季節にでもこのNikon S2を外へ連れ出したいなと思う今日この頃です。
桜が咲く頃にはまた写真を撮る気持ちが出て来ると思います。


(新舞子干潟シリーズはまた時期をみて更新させて下さい。)

Dejavu~水鳥たちの楽園

2011年03月06日 04時30分23秒 | 兵庫・大阪 photo

Dejavu~水鳥たちの楽園


朝焼けの渚で寛ぐ水鳥たち。
満ち潮の波紋と水鳥たちの起こす波紋とが合わさったモアレのような不思議な波模様。
朝日が煌めくなか、楽園のような光景でした。




こんにちは。いつもご覧頂いてありがとうございます(^_^)

今回も新舞子の干潟シリーズですが今回はデジタルのみです。
こんな風に枚数が必要な場面ではデジタルに限ります(笑)

また焦点距離を稼ぎたい時にはAPS-Cサイズが有利です。
マイクロフォーサーズ機なら尚良いかもしれません。


ここ新舞子の干潟の定番と言えば、朝焼けの場面。
勿論、それだけでもじゅうぶん絵になるのですが、やはりその風景の中に人なり鳥なりが
入るとより魅力を増すように思います。





Dejavu~黄金の渚


ちょうど満ち潮の時刻で打ち寄せる波模様が美しかった。


しかし遠い。500mmが欲しい。。。








Dejavu~輝きの舞い


大群がいたのでチャンスと思ったのですが数が多いと纏めるのが難しい。。

ちょっと時間も遅めだったので光線が強すぎました。
ハイライトが目立ちます(汗)




出来れば同じ日に鳥も人も撮りたいのですが、人が居ると鳥は寄ってきません(笑)
そんな事情でこの日は浜に降りている人が居なかったので鳥たち中心に撮影しました。


シルエットにするぶんには首の長いサギとかの方がより絵になるのですが、今年は干潟では
見かけませんでした。

まぁ、漁港とか漁船の上でズル賢そうにおこぼれを狙っているのでしょう(笑)


次回は新舞子シリーズ(番外編)をお届けします(^_^)

Dejavu~火と水の惑星

2011年02月20日 20時18分53秒 | 兵庫・大阪 photo

Dejavu~火と水の惑星   2011.1.08撮影 Nikon F3HP/MD-4 Ai Nikkor 50mm f1.4s velvia 100F(ポジよりNikon COOLSCAN IV EDでデータ化)


こんばんは。前回に引き続き新舞子の朝の干潟です(^_^)
今回はフィルム中心で載せました。

フィルム機を買ったのはこの色が欲しかったからです。
使用したポジはベルビアなので現実離れしていますが、何ともいえない夜明け前の干潟の海に
マッチしました。

地球ではない、どこかの惑星。
遠景の工場の灯りが宇宙ステーションのようにも見えました。




Dejavu~孤独の惑星   2011.1.08撮影 Nikon F3HP/MD-4 Ai Nikkor 50mm f1.4s velvia 100F(ポジよりNikon COOLSCAN IV EDでデータ化)






Dejavu~紅に染めて

さらにアンダー気味に撮影すると惑星はますます紅くなりました。

今シーズンも10回は撮影に行きましたが、色だけで言えばこの日の朝焼けが僕が撮った中では一番でした。
現実離れした色合いですが、この色合いが出せただけでひとまずは満足です。



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(おまけ)



Dejavu~聖なる光芒  2010.12.11撮影。 デジタル。Nikon D300 NIKON AF-S 24-70mm F2.8G ED



この日は夜明けから雲がどんより横たわっていたのですが雲に隙間があったので
光芒が出るかもしれない、と思って粘っていました。

県外からのカメラマンも大勢いましたが大半はある程度陽が昇ったところであきらめて帰ってしまいました。
残っていたのは二人でした。

朝日がさらに昇って雲の隙間から太陽の光がこぼれた瞬間、思った通り光芒が出ました。
読みが当たると嬉しいものです(^_^)V

欲を言えば、フィルムでも撮りたかったのですがこの日は条件が今イチだったのでカメラにフィルムを装填するかどうか
迷った挙げ句、ケチって装填してませんでした(笑)



次回も新舞子の干潟をお届けします。
飽きさせないように頑張ります(苦笑)

Dejavu~新たなる旅路

2011年02月13日 12時38分53秒 | 兵庫・大阪 photo

Dejavu~夜明けの旅路  Nikon D300  AF-S Nikkor 70-200mm f2.8G ED VR II

夜明けの頃、潮の引いた海に向かう漁師。
今日の旅路には何が待っているのだろうか-



こんばんは。どうも忙しくてSNSはおろかブログの方もなかなか更新が出来ずにいます(^_^;)

コメント数などはとても少ないブログ(ブロ友さんの新規開拓もしてないし)なのですが、
アクセス数だけ見るとたくさんの方に見て頂いているようで、更新の励みになっております。
いつもご覧頂いてありがとうございます。


さて、今年もこの干潟のシーズンがやってきました。
11月~1月末で10回くらい撮影に行ったでしょうか(正直忘れましたw)
撮りためた中からチョイスしていきます。





Dejavu~夜明けの祈り  Nikon D300  AF-S Nikkor 70-200mm f2.8G ED VR II


夜明け前の漁師。
うっすらと染まりはじめた潮の中でみそぎでもしているかのように見えた。



この新舞子の干潟を撮るのも今年で三年目になります。
昨年と違って今年はリバーサル中心で撮る事にしました。

これまで二年撮ってきて、デジタルではどう頑張っても出ない色がありますし、
何と言うかそれなりには綺麗なのですが「コク」が出ません。


今年の干潟の全景をポジ(リバーサル)で撮ってみました。



干潟の夜明け   Nikon F3HP+Velvia100 (ポジよりNikon COOLSCAN IV EDにてスキャン)

これが今年の干潟の基本造形です。
個人的には去年のより好きです。



しばらくこの新舞子の干潟、Dejavuシリーズが続きますが、お付き合い頂ければ幸いです。
極力、飽きさせないように頑張りますので(笑)

天空のエル・ドラド(黄金郷)

2011年01月22日 00時13分05秒 | 兵庫・大阪 photo

天空のエル・ドラド

また、ここに還ってきた。

■2011.1.04 Flickr "Explored" Photo 選出
■2011.1.21 GANREF "Featured Photos" 選出

兵庫県朝来市 竹田城址の雲海(朝霧) Nikon F5 + velvia100  (F11、SS 忘れたw 露出-1だったと思う) 




こんばんは(^_^)

昨年、晩秋に撮った写真を今頃です(笑)

ここを撮るのも三年目になります。
今回はポジフィルム中心で撮影しました。

昨年9月にNikon F5、10月にF3HP(12月にはFも購入)とフィルム機を導入したのですが、そもそもは
ここ竹田城をポジ(リバーサル)で撮りたかった事に起因します。


この竹田城にせよ、新舞子の干潟にせよデジタルでの発色の限界を感じていました-

WBやコントラストの変更などでデジタルでもそれなりに綺麗には撮れるのですが、表面的な色鮮やかさで、何と言うかコクが出ないのです。
朝霧や朝焼けの写真を撮る時にはいつもそれを感じていました。


フィルムとデジタルのラティチュードの違い云々等、難しい事はよく分かりませんがデジタルは微妙な白~グレー、紫~薄紫などの
中間調の発色が苦手(?)で色の諧調が少ないと言うかグラデーションが滑らかでは無いように思います。

その結果、こういった朝霧の写真などはどこか平面的な画になってしまうように思うのです。

しかし、全体的な色合いとして「見たままに近い写真」と言う意味ではデジタルの方かもしれません。

今回はvelvia100を使ったので高コントラスト・イメージカラーの色合いが強くなっています。
ある意味、「うそ絵」ではありますが「見たままそのままを写すのだけが写真ではない。」ので
そのあたりは表現として割り切りました。

二年前の写真とはまた違う仕上がりになりました。

これからも被写体に応じてフィルムとデジタルの両方を使い分けていければと思います。






夜明け前、黎明の竹田城。   Nikon F3HP + velvia100  (F8、SS 15秒くらい 露出-1だったと思う) 


F5があるのにF3HPまで連れ出してしまいました。
何と言うか、この光景をこのカメラにも見せたかったのです。

フィルム2台にデジタル1台、三脚2本(時には3本 w)、レンズ3~4本。 

城登りにはツラかった(笑)


どんな被写体でもそうですが、何年も撮影していると被写体に向かう気持ちをリセットしたくなる時があります。

はじめてこの竹田城に息を切らしながら登り、夜が明けるにつれて目の当たりになる雲海の光景に出逢った時。
それはそれは感動しました。

それが年数を重ねていくといつしか「去年の方が良かった」とか「今日は全然ダメだなぁ」とか不純になって
しまい、シャッターすら押さずに片付ける事もよくありました。
条件がどうであれ、目の前に広がる光景に向かう気持ちが薄れてしまっていたのかもしれません。


一旦気持ちをリセットするために「ここ竹田城に還って来て、フィルムで、マニュアルで撮る。」

あの時の自分には必要だったのかもしれません。




・・・


そんな事を思い出しつつも、ちょっと35mmフィルムの限界も感じて、中判が気になる今日この頃です(笑)

だって35mmでいくら頑張ってもやっぱり中判にはかなわないんだもん(笑)




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(おまけ)


立雲峡より竹田城を望む。 D300で撮影


もっと上から俯瞰で撮りたかったのですが風邪をひいていたため山登りを断念。


また今年の秋への撮り残しという事で。。。(^_^;)

原点に還る。

2011年01月03日 22時18分08秒 | 兵庫・大阪 photo


原点に還る。 Nikon F      

(※レンズがNikkor Autoとかで無くAi-sなのはご愛嬌。)




新年あけましておめでとうございます(^_^)

更新が滞りっぱなしのブログですがいつも見て下さる皆様ありがとうございます。



昨年はフィルム一眼レフを導入する事にし、9月にNikon F5。
10月にはMF機のNikon F3HPを購入。


そして・・・12月にNikon F まで買ってしまいました。

「F5、F3と来たらFも買わなくては。」と(都合のいいように)思ってしまったのです(汗)



以前から「F」は気になっていたのですが、程度のいいものは中古でも値が張るので二の足を踏んでいたのですが
オークションで出物を見つけ入札してみたところ、誰も入札が無く14,800円で落札出来ました。

値が値なのと年代からして外観の傷やプリズムの多少の腐食、ファインダーの汚れetcは覚悟していたのですが
届いて確認してみたところ思っていたより外観も綺麗で満足出来るものでした。

一番心配していたプリズムの腐食も今のところ大丈夫なようで、ファインダーも小さな黒点が隅に3カ所ほど。
ファインダーを覗いていて気になるレベルではありませんでした。

数日後、大阪 梅田のニコンサービスセンターで診てもらったところ、シャッタースピードも全速正確に切れており、
シャッター幕は少し皺があるが問題ないとの事。良かった。
(むしろF3HPのシャッタースピード1/2000が実測1/4000で切れている。こちらの方を修理しなくては。)


Nikon Fはニコン初の一眼レフカメラとして1959年-1974年まで15年間販売されました。
僕のこのFはロットNo.が733****ですのでNikon F 製造年月表を参照してみると
1972年3月~7月の間。僕の生まれる一年と少し前に作られたようです。

Nikon Fは初期型・前期型・中期型・後期型とあるのですが、僕のは外観の仕様から調べたところ後期型のほんの少し手前の
中期型である事がわかりました。
(ついでにF3HPの裏蓋に隠されていたスタンプを参照すると僕のF3HPは1982年6月製造であることが分かりました)



(Nikon Fについては多くの方が述べておられますし、若輩者の僕が語っても仕方ないので置いておきます)


F3HPを買った時に「お散歩カメラ」にするつもりだったのですが、いざ手にするとやはり実践で使いたくなるもので
竹田城の雲海や新舞子の干潟で活躍してもらいました。

何よりお散歩カメラにするにはF3HPは威圧感があります(汗)
ただ単にモータードライブ付けてるからで、外せば良いのですが(笑)


贅沢な話ですがこのFこそお散歩カメラにします。

まだ空シャッターしか切っていないのですが巻き上げレバーをじっくりと上げてマニュアルでピントを合わし、まったり撮る。
そんな風にして大事に使ってあげたいと思います。

このFはアイレベルファインダーなので露出計がありません。
絞り優先・マルチパターン測光・ブラケッティング撮影・露出補正など今では当たり前の機能がありません。

露出は自分で絞りとシャッタースピードを調整して決めるのみです。

僕が普段撮影に使うのはD300がメインで時々F5やF3HP。
勿論、時代とともに進化(?)してきた便利な機能の恩恵に預かっているのですが、
作品とかそういうところを離れて本当に気楽に写真を撮るときは、Fのこれ位の潔さがいいのかもしれません。

露出計が無いし、機械式シャッターなので電池要りませんし(笑)


このFを年に何回連れていく事になるかはまだ分かりません。
とりあえずFに装填するフィルムは露出の失敗が少ない(と言うか救済できる)ネガにすると言う、ネガティブな使い方をします(笑)


今回は長々と個人的な記事ですみませんでした。(^_^;)

昨年の写真ですが、新舞子の干潟や竹田城の雲海などをまたぼちぼちとアップしていこうと思います。


本年もどうぞよろしくお願いいたします(^_^)kage

錦秋のバラード

2010年12月12日 17時37分43秒 | 兵庫・大阪 photo

錦秋のバラード  SS=1/250 F4 -0.7EV(PLフィルター使用) Nikon AF-S 70-200mm F2.8G ED VRII


優雅に秋を泳ぐ錦鯉たち。
もう秋も過ぎようとしていたが、ひととき、時を留めてみました。
錦のコラボレーションが美しかったです。





こんばんは。毎度の事ながらすっかり更新が・・・(・Θ・;)

コメントを下さる方にも不義理つづきですみませんっ。(土下座)


11月の半ば、神戸森林植物園に行ってきました。
今年初の紅葉撮り。

が・・・着いてみると殆ど終わってました(悲)

そんな訳で今回は水面の散り紅葉ばかり撮る事に。




ゆめにしき-  多重露光・PLフィルター+周辺ソフトフィルター Nikon AF-S 70-200mm F2.8G ED VRII


水面に、水底に。
佇む秋の落とし物たち-

もう秋も名残り。
色とりどりに錦秋の輝きを放っていました。


今年も京都の紅葉に行けなかった・・・
が、じゅうぶん雅(みやび)な雰囲気は出たように思います。


ホントはこんな錦秋を愛でながら嵐山あたりの庭園で湯豆腐食べたひ・・ (私的におすすめは龍安寺)