
光の旋律- Nikon F5+Nikon AF-S 70-200mm F2.8G VRII
ベルビア100 SS=1/125 F16 -0.3EV (ポジよりKodakでデジタルデータ化)
兵庫県佐用町 大撫山の雲海
こんばんは(^_^)
九月にフィルム機Nikon F5を買いました。
風景写真用としてですが、どうしてもデジタルでは出せない(特に中間色)滑らかな諧調が
以前から欲しかったのです。
幸い程度の良い中古が見つかり、現在所有しているレンズもそっくり使えるのでF5に。
コンパクトさや機能面ではF6の方に分があるのですが、F5のこのバカでかさと重さに
妙に戦闘欲を駆り立てられました(苦笑)
リバーサルをはじめて装填し、去る10月11日、試し撮りに朝霧を撮影に行ってきました。

いかにもポジの色(笑)
染まる朝霧と言うより山火事ですね(笑)
今はまだベルビア100しか試してませんが今後ポジも被写体に合わせて種類を使い分けていきたいと
思います。

染まる雲海
いかにもベルビアの色(笑)
こういう柔らかな中間調はリバーサルならではと思う。
同時にデジタルでも撮りましたが、どんなにWBを変更してもこんな色や諧調は出なかった。
ポジそのものの色もあり、ちょっと誇張され過ぎな感もする発色ですがこれはこれで良しと。
はじめてフィルムを使ってみたのですが、シャッターを押す緊張感、持ち帰ってラボに現像に出す時の
「うまく撮れただろうか?」の不安感と「どんな風に仕上がっただろうか?」という期待感。
とても気持ちが良かったです。
ただこうしてWEBに上げる際に当然デジタルデータ化せねばならず、少し画が硬くなってしまうの
ですが、仕方ない所です。
フィルムスキャン用に新たにスキャナーを購入しようかとも思いましたが、フラットヘッドスキャナーでは
色調整やピントの問題。
フィルムスキャナーも生産中止の物が多く、安価な物を買っても満足出来ないでしょうし、
データ化はラボでしてもらう事にしました。(今回はKodak送りで約3000×2000の600万画素)
フィルム1本撮ってもその中でWEBに上げたいなと思えるような写真は5枚とありませんし、当面は
これで様子を見ようと思っています。
ただ・・・今の所、撮影2~3回につきフィルム1本使うというケチケチぶり(笑)
風景写真に関しては更新が遅れ気味になるかもしれません(^_^;)
「フィルムならではの写真、デジタルならではの写真」というものを使い分けていければと
思っています(^_^)
(追記)
先の記事で紹介したように10月末にNikon F3HPを買いました。
F5は現在所有しているD300と使い勝手が似ている部分が多いのですが、F3はマニュアル機。
ピントも露出もマニュアル。測光もマルチパターンなんてありません。
一応、絞り優先はありますがかなり使いづらいので完全マニュアルで撮るのが流儀のようです。
さて・・・F3にはとりあえずポジ、プロビアを装填しました。
F5にベルビアを入れているし、F3にはもう少し自然な色合いのフィルムが良いかなぁと。
F3での初撮影は済んでいますがF5に比べると露出も殆どスポット測光に近い要素があるらしい。
うまくいっただろうか・・・
週明けの現像待ちです(;^_^A