今年も残すところあと1日。
今年は「アベノミクス効果」「オリンピック招致成功」という言葉とともに、
経済面から見た日本はやや浮かれ気分のようです。
しかしみんなが浮かれている雰囲気の時には
冷静に環境を見ておく必要があります。
そもそも日本経済が停滞していたは、金融政策のためではありません。
少子高齢化による経済の縮小、社会保障の増大による国家財政の危機、
新興国の経済発展にともなう相対的な日本の地位低下、
このような環境は実は全く変わっていないのです。
今の状況は単に円安と株高で「ちょっと一息」ついているに過ぎないのです。
しかもデフレ脱却と言いながら、賃金上昇ではなく、
輸入品の高騰による物価上昇ときています。
オリンピックまでに続く可能性があるバブルによって
日本経済の根本解決を先延ばししている今の状況に
私自身はものすごい危機感を感じています。
将来を見据えると、益々日本だけに留まることはリスクがあります。
一企業としては「景気」がどうであれ、やるべきことを着実にやるだけです。
この1年もインターゾーンは着実な一歩を進めたと思っています。
この歩みを更に進めていきます。
財務的な基盤も更に固めて、海外展開のスピードもあげていきたいと考えています。
「浮かれない1年へ」
来年も着実に、一歩ずつ歩みを進めてまいります。