今日から第14期がはじまりました。
インターゾーンは今期も社員が増えていく中で非常に重要な1年になると考えています。
今日は少し事業から離れたお話しです。
私はインターゾーンで働く社員のみんなが幸せな人生を歩んでほしいと
心から願っています。
ところで「幸せな人生」とは何でしょう?
これはそれぞれの人が考える「人生の目的」によって決まってくるものと
考えています。
私たちの世代は生まれたときから“豊かな”時代に暮らしてきました。
命の危険を感じたり、食べるのに困ることもないような時代です。
長い間、豊かな時代に過ごしていると、
「できるだけ苦労しないで、平穏に暮らしたい」
という気持ちになりがちです。
もしそれが人生の目的だとするならば、
幸せを手にするのは難しくないかもしれません。
しかしながら、それで心が満たされるか?というと
疑問が湧きます。
これが人生の目的ならば「自分さえよければいい」という考えに
なってしまうからです。
人の根源的な欲求の中には「人の役に立ちたい」という素晴らしい心があります。
誰しもそんなきれいな心を持っていることを自覚することがあると思います。
そして、何かの機会にそれを実現できたときには、言い知れない充足感があるはずです。
私自身は人生の目的を「人間性を高める」ことにしています。
お金や名誉や平穏な生活でもなく、素晴らしい人間性を身につけることです。
「人間性を高める」ために必要なこと・・・・それはトコトン苦労をしていくことです。
困難な状況を自分の力でくぐり抜けていくことです。
生きることが大変だった時代は、みんなトコトン苦労をしていたはずです。
しかし今は苦労を避けようと思えば、それなりにできる時代です。
そんな時代において困難な状況をつくり出すことができるのは「仕事」だと思っています。
しかも自分でとことん高い目標を掲げて、それにチャレンジしていくことです。
高い目標を掲げると、それをクリアすることは本当に大変です。
思ってもみない環境変化、自分ではない人の影響で思い通りにいかない。。。
しかしどんな状況になっても目標をクリアするために
他の手段も考えてねばり強く頑張る。
こういう姿はまさに自分を磨くための経験となります。
ここで言う「苦労」とは“ものすごく大変な経験”だけを指しているのではありません。
日々、平凡に見えることに目標を持って真剣に取り組むことも
苦労なんです。単に業務をこなすのではなく、少しでもより良くしていこう
と努力をすることも自分を磨くための経験なのです。
いわゆる苦労人は素晴らしい人間性を備えています。
そして素晴らしい人間性を備えた人は
世のため人のために行動することができる人でもあります。
私自身は会社経営をしていく中でできるだけ「苦労」を前向きに
捉えるようにしています。その経験が自分の人間性を高めていく
ことになるのだと。
その結果として少しでも世の中の役に立つ人間になること。
・・・まずは社員のみんなの役に立つことからスタートだと思っています。
これはインターゾーンの社員みんなで実現していきたいことでもあります。
苦労を経験し、素晴らしい人間性を備えた人の集まりであれば、
社会を良くすることに役立つ集団になるはずです。
今が物質的に豊かな時代であるからこそ、
心も豊かな社会をつくっていく。
インターゾーンはそんな素晴らしい心を持った社員の集まりになりたいと考えています。
この第14期、高い目標を掲げ、そしてトコトン苦労し、それを乗り越える経験を通じて
素晴らしい社会をつくっていく人間に成長をしていきましょう!