本を買っても・・・・・(何も)変わりません!!

本を買っても変わりません。でも買わずにはいられません。本からどのような影響を受けるのか、本の紹介ブログです。

夫の扶養からぬけだしたい

2019年02月24日 | 

久しぶりのブログです。
本当久し振り。


昨年から仕事が忙しくなりまして・・・
あと、介護していた猫が天国へ行ったりちょっとだけ生活の変化もありました。
仕事のなんだかんだやモヤモヤしたものは継続中。
ただ、私が仕事に慣れてきたので以前ほどがあたられることはなく、
それに伴い、ストレスも幾分はましになったのですが・・・。

年明けは仕事は少し落ち着きましたが、風邪をひいてしまい、
しかもその風邪が一か月以上治らなくて・・・
年齢を実感・・・
以前は体調の悪い日3日くらい続いて、あとはスッキリみたいなのが、今回は毎日毎日ちょっとずつしか良くならない。

先週くらいから元気になっていきました。
先週と今週は土曜日もお休みでした!
2月第3週までは本当に何もする気が起きなかったんですが、
先週位から元気になってきました!

昨日は髪を切りに行きました。
いつもなら髪を切りに行ったらドラッグストアで買い物してまっすぐ帰宅する、というコースなんですが、
昨日はそのまま隣の町まで行ってきました。

来週Mちゃんと初詣に行くのです!
Mちゃんの繁忙期が2月まであるので。(本当は3月も繁忙期みたいですが・・・いくらかはましなんでしょうね・・・)
実は昨年のブログ更新後ほぼ引きこもりのような生活を送っていました。
仕事は行っていましたが、仕事とスーパーくらいでおでかけはほとんどしませんでした。
もうね、そんな元気なくて。
なので、今世間様がどのような服装なのかわからなくて。
(職場は工場地帯。帰りのスーパーも工場と町の間くらい。)
行ってみてびっくり!
世間様は春!
なお且つ私太ってるーということを実感しました(笑)。

そして、昨日久しぶりに一人でカフェに行きました。
パン屋さんに併設されているカフェでコーヒーとサンドイッチと甘いパンを食べました。
ひとりカフェって何年ぶりでしょう。
Mちゃんとお出かけした時は行きますよ。
でも、それは誰かと一緒に行く時しかカフェには入りません。
ひとりの時は入らないですね。
コーヒーが飲みたくなったらコンビニのコーヒー。
ひとり外食もしない。
ごはんは食べて出かける、帰ってから食べる。
疲れた時はコンビニコーヒー。
かばんにスーパーで売ってる袋チョコを1、2個しのばせてそれを食べる。
仕事もない時期もありましたから。
本当ひとりでカフェに入るのは何年ぶり?
おそらく、今の所で働いてからはないと思う。
ひとりで飲食店に入れないコ、ではなく節約の為です。

カフェに入ってコーヒー飲んでしみじみ自分の生き方考えましたね~
カフェに入る前に買った本


   
   「夫の扶養からぬけだしたい」ゆむい/KADOKAWA/¥1050(税別)


本当、主婦じゃないけど、泣きそうになりました。
すごい、わかる・・・!


いろいろ考えさせられました。
いろいろ考えたのには伏線がありまして。
前の夜「新日本風土記」を見たんですよ。
もともと母が好きな番組で。
それで私もみるようになって。
たまに神回があるんですよ。
昨日は「釜ヶ崎」。
いわゆる大阪の日雇い労働者の街。
これを見て思うのはこういう人と自分との違い。
本当運だと思う。
私はたまたま働き者、しっかり者の親元に生まれ、教育もつけてもらえました。
でも、今の親じゃなかったら私どうなっていたんだろう、って思う。
今の時代に生まれてなくて、貧しい農村とかに生まれていたら私人生切り開けていけたのだろうか?って。
日雇いのおじさん達はけっこういい日給もらえてて、でも、この生活から抜け出せない人も多くて。
(番組には出てなかったけど抜け出せた人も多いと思うけど。)
そういうのって本当子どもの頃の教育だと思う。
仕事で人の尊厳を踏みにじるようなこと言われることってある。
言われたとしてもそれはおかしいって思えることが教育なんだと思う。
私には言われてもそれはおかしいって思える教育があったり、味方でいてくれる親兄弟がいたり、友達がいる。
だから、暴言があっても働き続けることができる。
(妹とかMちゃんは「いやいや、言ってることおかしい。暴言自体がおかしいから」というけれど(笑))
それがない時、私はどこまでもつんだろうと思う。
わかってても暴言はかれた時はやっぱり凹むもん。
いい日給もらえてもストレスで飲んだり、打ったりするんだと思う。
だからその生活から抜け出せないんだと思う。
家があってさ、母親のごはん食べられたりさ、友達に愚痴きいてもらえたりしたら抜け出せた人もいると思う。
(もちろん、それがあっても抜け出せない人もいると思うけどさ。)
お米屋さんが出てて生活保護の支給日お米が売れるって。
みんなパチンコとかでお金使っちゃうから先にお米を買うらしい。
みんなブランド米を買う。
いいお米ならおかずいらずだからって。
確かに。塩があればおにぎりでおいしいもんね。
その中であきたこまち買ってるおじさんいた。
自分の祖先が秋田出身だからって。
母親のごはんとか故郷のごはんてパワーあるんだよね。

話を本に戻すと、つとむさん(だんなさん)からパワハラを受けているももこさん(奥さん)が経済的に自立する話。
つとむさん本当に最低。
いや、つとむさんにも同情の余地はあって、職場の環境がブラックでそのストレスでももこさんをを思いやれなくて・・・
でも、思いやれないからというレベルではないんだよねー。
「家族のためにすごいストレスの中働いている」が免罪符になってるからももこさんの尊厳を踏みにじることを言う言う。
しかも自分が正しいと信じて疑うこともないから、ももこさんを攻め立てる攻め立てる。
これが家ならすごいつらいわー・・・。

ももこさんのお父さんもすごいパワハラでお母さんはそれに耐えるだけの人。
幼少期にも傷ついていて。
つとむさんの両親は洋食屋さんをやっていて、一生懸命働いている両親を見てるから
専業主婦の奥さんをなまけてると思ってすごい暴言。
「貧乏だけど僕は一生懸命働く両親が誇りだった
 忙しい中いつも清潔を心がけるしっかり者の母が好きだった」
と言ってるけど、ももこさんにここまでいうならそんなにいい母親じゃないよね。 
もう突っ込みどころがたくさん。

ももこさんはなんとか扶養から抜け出せる金額を稼ぐ。
でも、それはつとむさんを見返すためとかではなく、
自分の夢に向き合えなかった自分と向き合う作業をします。

ももこさんがつとむさんに言ったセリフ
「私が指図することじゃないけど、今度は自分がやりたい仕事を選びなよ。
今だから言えることだけど、仕事を選ぶことは人生を選ぶことと同義たと思う。」

本当にグサーってきた。

私が今人生に喜びを感じてないんですよね。
向いてない仕事をなんとかこなして。
老後のこととか考えてお金貯めようと思って、いろいろ我慢してて。
それは数年前からそうなんだけど、なんだかストレスたまってる。
おでかけもせず、引きこもりみたいな生活で。
健康で暮らせせてありがたいということは頭ではわかってる。

今年度は今まで一番貯金ができた年度だと思う。
とはいえ、もともとの収入が少ないので達成感があるほどの額ではなくて。

仕事では私に対するあたりは以前ほど強くはないけど、基本的に不平不満悪口は多い職場。
正直うんざりしている。


でもさ、欲しい本をぽんと買ってカフェでコーヒーとパンを食べておいしいなと思って。
私ももう一度自分の夢に向き合ってみようと思った。
なんだか、がんばってみようと思った。
職場が悪いんではなく、
自分の夢に向き合えないまま人生終盤に近づいていることがうんざりしているんだと思う。


新日本風土記見て思ったけど、釜ヶ崎の一部のおじさんたちって
働く気持ちがあればいつまでも働けるような感覚があるんだと思う。
だから抜け出さない、抜け出せないんだと思う。
私もそのおじさん達と一緒。
自分がその気になればって感覚があるんだと思う。
いつまでも働けるような気がするけど、働ける時期って限られてる。

ところで私の夢ってなんだったんだろう?
ずいぶん遠くに来てしまったので・・・。
でも、今日ブログを書いてスッキリしました。

ネタばれになるのでこれ以上は書きませんが、いいお話です。
登場人物も他にもいて、この人達もいい仕事してます。
今の私にはぴったりの本でした。





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