ふるさとのチカラ 新しい和歌山のために

日々の活動の中で私なりに感じたことを私らしく素直に綴って参ります。

デザイン

2011年08月10日 | 徒然に

みなさん

 

もう私のポスターやパンフレットをご覧いただけましたでしょうか。

 

私の名前は「門 博文(かど ひろふみ)」ですが

よく苗字の「門(かど)」を「モン」や「ツノ」と読まれます。

漢字の読みは難しいものです。

 

そこで、よく名前を覚えていただけるようにと

「かど博文」と苗字はひらがなで書かせていただきました。

 

しかし「門」という文字も私のアイデンティティーです。

 

「笑う門には福が来る。」、「門が笑えば福が来る。」

背景に「門」の文字をデザインとして入れています。

 

ご覧いただいて「字が欠けている。」「角が取れている。」などのお声も頂戴します。

 

それは欠けているのでもなく、取れているのでもなく

正解は「はみ出している。」のです。

 

将来、形にはまらない、柔軟性のある、スケールの大きな政治家になるという決意を

表現しています。

 

それでははみ出した部分はどこへ行ったか。

 

それは「ステッカー」となって今、みなさんのお手元に向かって飛んで行っています。

 

届いた時にはしっかりと受け止めていただき、愛車やお家、事務所などに

貼って「和歌山のすばらしい未来」に向けて思いを共有してもらえれば幸いです。

 

そして、その上でポスターやパンフレットをもう一度ご覧いただければと思います。


今、思うこと。(3)

2011年08月03日 | オピニオン

〈国の姿を設計する〉

 

 地方と現場を歩き、自ら体験したうえで今一度、日本の姿を設計する必要がある。

 地方の特色を中心に今後この国がどのように進んでいこうとするのかというビジョン、設計図をつくる必要がある。

 

各々地域には特性はあるにせよ、総じて「金太郎飴」式な街づくりがなされてきた。

地方都市に出張などで出かけると、少し居眠りをしているとバイパス道路沿いの景色を見て

いつの間に和歌山に帰ってきたのかと錯覚するほどのよく似た風景に驚かされる。

チェーン展開する飲食店やホームセンター、ファストフード店などが軒を並べ「この町の名物は何ですか?」と尋ねたくなる。

もちろん、これらによって人々の生活は便利になり、生活にかかるコストも軽減されたことは事実ではあろう。

しかしながら、それだけでいいのであろうか。

 

道路であったり橋であったり、ダムであったり空港であったり社会資本の整備がなされてきた

まだまだインフラが充分整備されていないことも承知しているが、それよりも次の世代はそれらを活用して他の県にない

ならではの政策を考えるべきである。また地方同士がお互い学び合い、競い合うことが今後、この国の発展につながるものであると思う。

国民体育大会や甲子園の高校野球など、自然とおらが故郷の代表を応援しその活躍や勝利を誇らしく感じる。

このような都道府県の健全な競い合いを国家経営の中にも提案すべきである。

 

例えば、本県は果樹生産が盛んである。

みかん、白桃、柿などが有名であるが、例えばその全国上位3位までをライバルとして国が設定し

品質や生産量を競わせるようにすればどうだろうか。

このような健全な競争関係を産品やテーマごとに全国3県に限定して作ることによって地方の特色ある発展が期待できるのではないだろうか。

47都道府県が総花的発展を目指すのではなく各々がより特徴のある「適材適所」の国家経営を目指してみてはどうだろう。

果樹では和歌山県、栽培漁業では△△県、製鋼では◇◇県、このような特色のある地方に支えられ再び新しい国家を形成していく。

地方の特色に光をあてメリハリのあるグランドデザインを提案するべきである。

 

そして、次には国際戦略である。世界の国に比してこの日本がどういう政策で国際社会の中で活躍していくのか

具体的にどの国のどの部分を目指し競い合うのかを明確にしていかなければならない。

どんな産業で、どんな技術で競争をしていくのかを考え示さなければならない。

かつて隣国、韓国が困難に陥った際、再興を期すべく「選択と集中」を行ったようにどの国のどの産業に負けない

追いつけ追い越せという目標をはっきりと定めなければならない。

 

〈おわりに〉

東京一極で何かを考え、行動するのではなく地方の隅々まで光を照らす。

そしてこの国の可能性を政治が、責任を持って提案しなければならない。