福島県田村市産の「カブトムシの幼虫は放射性物質に汚染されているのでは」と言う問合せや心配が多くよせられておりましたので
こどもの国ムシムシランドでは、皆様に安心していただくために、今考えられるあらゆるところに相談し、幼虫の放射線量測定をしてくださる機関を探しておりました
そしてついに!!
20年以上常葉町の町おこしの中心である「常葉のカブトムシ」を心配してくださった「福島大学」の放射線測定チームの「生物担当」の皆さんがカブトムシ幼虫観察セットの作業場に来て下さったんです!
詳しい測定結果は後日、福島大学からの資料を基に詳細を公表いたしますが
結果は「周辺の環境放射線測定値」と幼虫は「ほぼ同一の数値」
即ち幼虫からは放射線は放出されていないってことです
しかも、仮に周辺の環境放射線が幼虫からのみ放出されていたとしても、その数値は福島県が発表している「小学生が屋外で自由に活動しても影響の無いとされる基準値 1.1マイクロシーベルト(毎時)」を大きく下回る数値でしたので安心していただけることが証明できるのではないかと考えます
測定をしていただいたのは
作業場内の数値
幼虫に1cmまでサーベイメーターを近づけて測定した数値
保管し飼育するためのホダ木を粉砕した餌を食べて排出したフン
(幼虫観察セットのクヌギマットは茨城県で製造販売している市販のクヌギマットを使用)
その他、皆様が不安に思うであろう所や作業に携わる社員に影響を及ぼす心配は無いかなどを考慮し丁寧に何箇所も測定していただきました
何度も申し上げますが周辺と幼虫、そしてフンの線量にほどんど違いがありません
幼虫には放射能は含まれていないと言う事です
土壌や幼虫に含まれる放射能を厳密に調査するため、幼虫と粉砕したホダ木を大学にお持ち帰りいただき
そこに含まれいる放射性物質の量(単位:ベクレル)も測定していただきます
ただしその分析には日から数週間かかりますのでご了承ください
まずは安心してご購入やプレゼントしていただけるよう放射線量の測定を実施したことをお知らせさせていただきます