
東日本大震災で多大な被害が発生した宮城・福島で大地震被害が再発した。東南海地震の発生を警告されるが、何故に東北地方に大地震が発生するのだろうか、人知の及ばない不可思議な事だ。
東北新幹線下り最終列車の「こまち・はやぶさ223号」が地震で脱線し、高架橋など施設が損傷、復旧に長期間を要する。東北への移動手段は常磐特急「ひたち」が脚光を浴びる。
新幹線の時代が終わり、在来線復活なのだろうか、60年代の国鉄時代を懐かしむ老人には好ましい状況の到来である。
伯備線の特急「やくも」の60年代の国鉄時代の遺産である381系振り子電車が2024年の廃車を前に国鉄特急色で運転を開始したのは朗報である。
出雲発7時21分発「やくも8号」、15時30分発「やくも24号」と岡山発11時5分発「やくも9号」、19時5分発「やくも25号」が該当する。
時期を見てフルムーン夫婦グリーンパスで「やくも」に乗車し山陰線とJR九州の在来線特急を乗りまくる旅をする3度目になる格安特急旅を夢見るのである。
国鉄時代が懐かしい、コロナ禍による旅客減少、自然災害による鉄道破壊、リニア中央新幹線の大井川の水脈問題、JR各社は経営困難になっている。国有鉄道に戻り、全国規模で鉄道の将来を考え直す時期が来たのだろう。