国民と国家を守る自衛隊のイージス軍艦「あたご」が漁船「清徳丸」を切り裂く事故があった。7000トンを越える巨大船で、漁船はわずか7トン程度の小船である。広大な海で10mに満たない船の横腹のど真ん中に、長さ165m・幅21mの軍艦の舳先がピンポイントで衝突する異常で不気味な事故の印象があり、素人目には奇跡的な現象に見えるのである。しかも双方の船は移動していた。
イージス艦は対空戦闘を重視して開発された戦闘システムを搭載した最新鋭のミサイル護衛艦である。1453億円もの税金を投入して建造された。外国から高速で飛んでくるミサイルを打ち落とし国家と国民を護衛する為というお題目で、愛宕の他に金剛・霧島・妙高・鳥海・足柄の六隻保有している。自衛隊を代表する最新鋭の主力艦である。
艦名「あたご」は京都盆地の西北の愛宕山から命名された。京都盆地東北の比叡山と並び古くより信仰対象の山とされ山頂には愛宕神社があり、本能寺の変の直前に明智光秀が神社参詣した歴史の有る山である。主人である織田信長に反抗した明智光秀のお参りした山の名前であるから、文民統制の支配下にあるはずの自衛艦が、主人である国民の漁船を葬り去る暴挙をすることになる。歴史は繰り返すようである。
海上自衛隊の主力艦の艦長:舩渡健一等海佐や乗組員は海上自衛隊のエリート集団で構成されていると想像される。漁船は漁労の片手間に操船するが、操船だけに訓練されている優秀な隊員が事故を起こすのだから、他の艦艇の操船程度はより悪いと世間は考える。レーダーに捕捉されないステルス性能が高い設計のようだから、漁船の安価なレーダーには艦影が映らないかもしれないのだから、高度情報システムで固めた軍艦が回避動作をしない乗組員が非難されて当然である。
国民は自動車事故で歩行者や自転車と接触すると、弱者救済の原則で罰せられる。補償金は私費で支払った保険金であるが、この事故の補償金は私が支払った税金なのだろう。
国民の食料を調達するために、早朝から海に出掛ける漁師の小船を護れない自衛艦に国を護れるはずがない。海難救助の海上保安庁が頼りになり、防衛省の海上自衛隊は幕僚長を海上保安庁から天下ってもらうと改革が進む。
金の力で外国から購入する食料は危険だから、日本国民の調達する安全な食料は貴重品なのである。その崇高な行動を邪魔する自衛艦不買運動の為の税金不払運動をすると臭い飯を食わされる。踏んだり蹴ったりである。
早朝4時は当直の交代時間であったとは、屁理屈である。軍人が戦闘中に昼飯の為に戦線離脱するだろうか。就寝時間がマニュアルに記述してあるからと言って寝てしまうのだろうか。マニュアルに従って軍人が行動したら確実に永眠することになる。
組織で行動する軍隊は精神性を高揚し、人間性を排斥しないと、軍事力が低下する。そして暴走する。今回の事故は、モノ・カネ社会の平和ボケが軍人の武士道精神の心を消滅させ、単なる金儲けの傭兵部隊にした文民統制の弱体化の象徴の様に思える。その根は戦後の学校教育制度で、古き善き日本人に戻らないと国際化の波に翻弄され、自滅することになる。
救助活動を見学する遺族を案内する自衛官の制服に違和感があった。救助活動の真っ最中ならば戦闘状態だから野戦服が似合う。事故の当事者意識が薄いから、奇麗な制服姿で済ましていられる。
イージス艦は対空戦闘を重視して開発された戦闘システムを搭載した最新鋭のミサイル護衛艦である。1453億円もの税金を投入して建造された。外国から高速で飛んでくるミサイルを打ち落とし国家と国民を護衛する為というお題目で、愛宕の他に金剛・霧島・妙高・鳥海・足柄の六隻保有している。自衛隊を代表する最新鋭の主力艦である。
艦名「あたご」は京都盆地の西北の愛宕山から命名された。京都盆地東北の比叡山と並び古くより信仰対象の山とされ山頂には愛宕神社があり、本能寺の変の直前に明智光秀が神社参詣した歴史の有る山である。主人である織田信長に反抗した明智光秀のお参りした山の名前であるから、文民統制の支配下にあるはずの自衛艦が、主人である国民の漁船を葬り去る暴挙をすることになる。歴史は繰り返すようである。
海上自衛隊の主力艦の艦長:舩渡健一等海佐や乗組員は海上自衛隊のエリート集団で構成されていると想像される。漁船は漁労の片手間に操船するが、操船だけに訓練されている優秀な隊員が事故を起こすのだから、他の艦艇の操船程度はより悪いと世間は考える。レーダーに捕捉されないステルス性能が高い設計のようだから、漁船の安価なレーダーには艦影が映らないかもしれないのだから、高度情報システムで固めた軍艦が回避動作をしない乗組員が非難されて当然である。
国民は自動車事故で歩行者や自転車と接触すると、弱者救済の原則で罰せられる。補償金は私費で支払った保険金であるが、この事故の補償金は私が支払った税金なのだろう。
国民の食料を調達するために、早朝から海に出掛ける漁師の小船を護れない自衛艦に国を護れるはずがない。海難救助の海上保安庁が頼りになり、防衛省の海上自衛隊は幕僚長を海上保安庁から天下ってもらうと改革が進む。
金の力で外国から購入する食料は危険だから、日本国民の調達する安全な食料は貴重品なのである。その崇高な行動を邪魔する自衛艦不買運動の為の税金不払運動をすると臭い飯を食わされる。踏んだり蹴ったりである。
早朝4時は当直の交代時間であったとは、屁理屈である。軍人が戦闘中に昼飯の為に戦線離脱するだろうか。就寝時間がマニュアルに記述してあるからと言って寝てしまうのだろうか。マニュアルに従って軍人が行動したら確実に永眠することになる。
組織で行動する軍隊は精神性を高揚し、人間性を排斥しないと、軍事力が低下する。そして暴走する。今回の事故は、モノ・カネ社会の平和ボケが軍人の武士道精神の心を消滅させ、単なる金儲けの傭兵部隊にした文民統制の弱体化の象徴の様に思える。その根は戦後の学校教育制度で、古き善き日本人に戻らないと国際化の波に翻弄され、自滅することになる。
救助活動を見学する遺族を案内する自衛官の制服に違和感があった。救助活動の真っ最中ならば戦闘状態だから野戦服が似合う。事故の当事者意識が薄いから、奇麗な制服姿で済ましていられる。