慢性化したJR北海道の車両火災で札幌~函館間の特急北斗、札幌~稚内間の特急サロベツ、札幌~釧路間の特急スーパーおおぞらの一部が運休している。
大都市のあるJR東日本・東海・西日本は完全民営化し、規制緩和の順風に乗って光り輝いている。
地方は過疎化が進み、自動車社会の津波で崩壊寸前である。26年前の国鉄分割民営化の影の部分が表に出ている。
企業巨大化が推奨される昨今、JRは持ち株会社の元に一本化し、全国規模で運営されるべきだろう。
飛行機と競争するリニア中央新幹線の建設を断念し、北海道の鉄道支援に回せば北の大地・でっかいどーに活気が戻るだろう。
稼ぎ時の夏に内地の遊休バスが北海道に出稼ぎに行くことだろう。鉄道不要の世論が醸成される事が鉄道愛好家には耐えられないのである。鉄道には浪漫がある。