単線の宗谷本線の特急「宗谷号」に往復乗車の夫婦旅。札幌を7時30分に発車する下りで12時40分に稚内到着、5時間程滞在し、17時46分の上りで21時26分に旭川、宿泊した。
往路はキハ261系の第3編成、復路は第2編成の1号車に9席のみの9番C・Dグリーン席の同じ席でB席は欠番。一日に3往復する特急は2編成の列車で充分で、第1編成は点検整備中なのだろう。
宗谷本線の特急は旭川~稚内の「サロベツ」で下り1号61D・3号63Dと上り2号62D・4号64Dの2往復であるが札幌~稚内を乗り換え無しで日帰りできるのが「宗谷」の愛称を名乗る下り51Dと上り52D。
それぞれ始発の51Dと62Dは9時40分及び終発の52Dと63Dは20時47分に士別駅で行き違えるのを目にした。
旭川13時35分発の61Dと稚内に21分停車の「宗谷」から「サロベツ2号」13時1分発64Dは3時間50分走行すれば何処かで行き違えるが、市内観光中で見れない。同時刻に停車する駅はない。
時刻表と情報を勘案し推理する。
停車駅の美深に61Dは14時50分で64Dは15時25分、音威子府はそれぞれ15時22分と15時1分、この間に駅は6駅、駅が複線なのは唯一豊清水駅のみだからこの駅で運転停車して線路を譲り合う。
長時間の乗車で退屈したら時刻表を熟読すれば時間は瞬く間に過ぎる推理小説に勝る読み物で列車旅には必需品なのだ。