
吉田茂、佐藤栄作以来、戦後3人目となる中曽根康弘元総理大臣に対し、最高位の勲章である「大勲位菊花章頸飾」を授与することを閣議決定。
アフガニスタンで復興支援に従事し、殺害されたNGO「ペシャワール会」現地代表の中村哲医師に、総理大臣感謝状と「旭日小綬章」を授与することを閣議決定。
しかし傲慢と欺瞞に満ちている内閣を無条件で信じるわけにはいかず疑心暗鬼になるのは人間として当然である。
金メダリストの国民栄誉賞と感謝状の違いは何だろう。
大勲位総理と自画自賛した元宰相が天寿全うして最高勲章、国連が絶賛する世界貢献だったが、テロリストに殺害されて、下から数えて3番目の「旭日小綬章」では格差社会を見せつけられる。文化勲章が適当だろう。
お友達は優遇し、こんな人には負けられないのだろうか。中村医師は政権の「積極的平和主義」には批判的だった。