
ネットの鉄道ニュースで四日市あすなろう鉄道なる文字を見つけた。その命名由来は日本固有のヒノキ科常緑針葉樹アスナロ、漢字は翌桧、別名アスヒ(明日桧)で、樹高がヒノキより低いので翌日は明日は桧を超えよう、明日は桧になろうと人間が応援する命名だろう。
四日市あすなろう鉄道は新幹線や近鉄大阪線の標準軌、在来線の狭軌より狭い軌間762ミリの特殊狭軌・ナローゲージ、日本の三つの会社に存在する。
四年前の平成29年⒈月9日に青春18きっぷで四日市に行き、あすなろう鉄道と桑名の三岐鉄道北勢線のナローゲージに乗車した記憶が蘇る。
明日は狭軌になろう、標準軌になろうなんて考える必要はない、今のままで良いので、それこそがレゾンデートル、保守点検に抜かりなきことを願うのである。
今を去る事45年前、ハネムーンの時、まもなく積雪の為に運行を停止する11月初旬、残りの一つの黒部峡谷鉄道で、宇奈月~欅平を往復した思い出があるが当時は写真に興味が無かったので証拠写真は存在しない。
新幹線が金沢から敦賀まで延伸、リニア中央新幹線よりも黒部渓谷鉄道や飯田線に愛情が芽生えるのは老人の懐古の情なのだろう。