北海道新幹線の開業で青函トンネルの在来線は貨物輸送専用線に成ったので北の大地に向かう北斗星やカシオペヤなど豪華寝台列車は廃止された。
代替えの四季島が運行開始するまで、旅行会社が主導してE26系客車(カシオペア)をツアー専用団体臨時列車としてJR貨物の機関車が牽引する事で復活した。
実りの秋を迎え、北の大地から農産物の輸送で青函トンネルは貨物列車に占領される。
苦肉の策が信州カシオペアクルーズ、上高地や日本三大車窓で有名な姨捨駅からの夜景など観光し、我が故郷の信州善光寺を参拝するのだろう。
上野駅を16時20分ごろに出発。常磐線、武蔵野線、中央本線を経由する。過去の旅の経験を駆使して、カシオペアの運心旅。
常磐線と武蔵野線は新松戸、武蔵野線と中央本線は西国分寺で直角に立体交差している。昼間の人間なら歩いて乗り換える事が可能であるが、就寝中の人間は貨物と同じで歩けない。如何するのか興味が尽きない。
好奇心は解決策の発見を促す。資料を検索して答えを見出した。立体交差を接続する貨物専用線が存在する。新幹線による高速輸送の時代、豪華寝台列車はJR貨物が主役。