体力が衰える 病や死が切実な問題になる 行動が消極的に成る 世間の現象を悲観の切り口で見る 消極性が増殖する 精神の老化の仕組み。
冬の寒さに降参、青春時代はスキーに興じた元気は何処に消え去ったのだろうか?
もう少しで春を迎える、暖かくなると俄然元気になる。老人の環境に対する従順な態度。冬眠から覚めた熊のようにウロウロする。
来年度の目標を決めた。四国遍路の巡礼を満願する。
一度決めたら . . . 本文を読む
宇多津の宿の朝飯前に郷照寺、電車バスを乗り継いで弥谷寺、快晴の遍路道を出釈迦寺・曼荼羅寺・甲山寺・善通寺、列車移動で八十場の天皇寺を巡拝。
万歩計は3万歩、歩行距離17キロを表示する。
出釈迦寺の捨身ケ嶽禅定、過酷な山道、断念した。
弘法大師・空海が真魚の幼少の時の修行中、断崖絶壁の谷底にお釈迦様と天女を感得し飛び込む。抱き留めたのは天女だった。
苦行の末、スジャータの乳がゆを供養され禅定 . . . 本文を読む
JR全線格安切符を握りしめ、岡崎6時11分の列車番号2301Fで名古屋を通過すると木曽・長良・揖斐の三川の橋梁を渡り7時19分大垣着、7時28分209Fで8時4分米原着、8時17分3427Mで8時51分尼崎
列車番号の数字の末尾が奇数なら下り列車、偶数なら上り。通常ローマ字はMは電車,Dは気動車をあらわすが、JR東海は浜松・米原間はF、中央線はM、紀勢線はD、ワンマンはC、新幹線はAを付与する。 . . . 本文を読む
明治5年に汐留と桜木町に鉄道が開通した10月14日は鉄道の日と国土交通省が決める。
鉄道の日記念・JR全線乗り放題きっぷは、JR旅客鉄道会社の普通列車が一日乗り放題が三回で9180円の1日から16日の期間限定有効の特別企画乗車券(トクトクきっぷ)。特別急行は乗れないが急行の新快速はOK。
時間が有り、金が無い老人は喜んで利用し、自閉症を克服する。讃岐の寺を訪ねる遍路旅、二泊三日で八寺を巡拝する . . . 本文を読む
四国区切り遍路を切り上げ神戸三宮のカプセルホテルに到着、風呂・サウナに入り公共スペースのパソコンを使っている。
自販機のアサヒスパードライはコンビニ価格、初めての体験であるが、価格価値は極めて高い。2800円の宿泊費。
明日は近江八幡の伊崎寺で運が良ければ千日回峰行者にお会いできる。
10人がテレビを見たり、漫画を読んだり、ビールを飲んだり、各人各様に寛いでいる。
23時になるから一畳のカ . . . 本文を読む
釣りバカ日誌14 お遍路大パニック!の映画をTVで見た。
菅直人が中断中の四国遍路を再開、54と55札所を巡った報道がある。
中断中のオイラ流の四国遍路を思い出した。
平成19年10月4日に51⇒52⇒53番の札所を歩いた。
平成20年3月25日に24⇒25⇒26、26日に27⇒37、27日に41⇒42⇒43⇒ . . . 本文を読む
四国松山の山中の谷底で遺体を発見の新聞報道、面識はないが、お世話になった人。青春18キップを利用した一人旅、[坊ちゃん泳ぐべからず]の道後温泉で弘法大師に御無礼した衛門三郎ゆかりの石手寺で知った四国遍路。魅了され、数回に分け休暇に歩き、半分のお寺で朱印を頂いた。道案内の地図の著者が宮崎建樹さん。難所だから保留した44番大宝寺・45番岩屋寺から46番浄瑠璃寺界隈の遍路道の整備に一人奉仕され力尽きた。 . . . 本文を読む
あれは3年前、鉄道の日記念切符で四国を旅した思い出。3日間在来線普通列車乗り放題で9180円。岡崎から大歩危まで12時間、古民家宿・空音遊に宿泊、松山まで8時間、道後温泉に入浴。坊ちゃん、泳ぐべからず。大阪の若い会社員から四国遍路の話を聞く。宿の近くに発祥の寺・衛門三郎の石手寺。一念発起、翌日は道後温泉から53番円明寺、52番太山寺まで12キロの徒歩。太山寺から峠を越え、松山観光港に歩き、フェリー . . . 本文を読む
菅直人が総理大臣。
2年前、栗林駅から渦潮3号で徳島、剣山4号で海部に到着、阿佐海岸鉄道で甲浦、バスで室戸の24番最御崎寺。四国遍路道を6.5キロ25番津照寺、3.8キロ26番金剛頂寺、1.6キロ駆け下り、バス停のある麓の「道の駅キラメッセ室戸」からバスで奈半利駅。
宿に電話、息子を迎えに行かせると高齢の女将さん。
軽トラが来る。唐浜の浜吉屋に到着。入浴後の座敷の食事は私一人。後片付けに来た . . . 本文を読む
2009年3月29日(日)に区切り遍路旅の為に、四国へ2回分残っている「青春18きっぷ」で行く。老人で満ち溢れる電車は、格安きっぷで青春を謳歌する仲間である。65歳で会社員を卒業した家族からの時の「吉田かばん」の旅行リックを担いでる。息子の嫁の送迎で岡崎駅を6時30分出発。米原駅・姫路駅・相生駅で乗り換え、昼過ぎに岡山駅、瀬戸大橋を通過して多度津駅に13時52分下車する。途中の神戸で見た明石大橋は . . . 本文を読む
四日間、お四国を歩いた。遍路旅である。着替えの下着・シャツ・ズボン・本・洗面道具・電気かみそり・雨合羽・カメラ・携帯電話・充電器・ラジオ・水筒などたくさん詰め込んだリュックは15kg程度になりかなり重い。
元気な時は負担にならないが、平坦な道でも、歩き続けて疲れが溜まると重荷になり、しばしば立ち止まる原因となる。旅館にリュックを預け、身軽になると過酷な山道でも苦しまないで済む。
帰宅して思うこ . . . 本文を読む
雨だれの音で目が覚めた。気持ちよく酔っ払い寝込んだ大歩危・古民家宿「空音遊」の朝である。雨戸を開けて空を見上げると、雲が流れ青空が見え出した。遍路旅の最終日も天気が良さそうである。
JR四国の誕生日きっぷの有効期限連続3日間が終了したので、今日からは青春18きっぷによる鈍行列車旅が始まる。大歩危駅にノリさんに送ってもらい、7時52分の高知行きに乗車して9時39分に後免駅に到着した。50km程度の . . . 本文を読む
遍路宿「もやい」の主人の父親の助言に従い、始発の電車に乗り41番の最寄り駅の務田(むでん)駅に到着したのは6時26分である。寒い。霜が降りている。北宇和島駅から務田駅までは6300mの間で140m登る急勾配の線路を、右に左に蛇行しながら時速30kmでヂーゼルエンジン全開で登って行く予土線最大の難所である。
偶然にも駅で下車した岐阜からのご婦人も寺を目指していたので、1700m共に歩き6時50分に . . . 本文を読む
南国土佐・唐浜の浜吉屋で5時に目覚めた。遍路旅の難所である27番神峯寺(こうのみねじ)にお参りする日である。後の旅程を考えると10時前には土佐くろしお鉄道の唐浜駅に到着しなければならない。往復で3時間半が平均的な所要時間である。
誰も起きて来ない5時45分に一人朝食を頂き、リュックサックを宿の玄関に預け、6時に出発した。目的地は遥か彼方の山の8合目である。標高差420m・4000mの距離があり、 . . . 本文を読む
旅の興奮なのだろうか、年齢の為せる業なのだろうか、5時に目覚めた。入浴してから、上天気の宿から15分程の6時半開門の栗林公園まで歩いた。日本三大公園(岡山後楽園・金沢兼六園・水戸偕楽園)と勘違いしていたが、廃藩置県の時の3月16日に香川県立公園に指定された。私の誕生日と同じである。水戸黄門の兄貴の松平頼重が整備した美しい回遊式大名庭園の特別名勝。
JR四国栗林駅で8時27分の特急渦潮3号の1号車 . . . 本文を読む