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風来坊参男坊

思い付くまま、気が向くまま、記述する雑文。好奇心は若さの秘訣。退屈なら屁理屈が心の良薬。

戦い敗れて農業国

2022年01月08日 09時04分06秒 | 随想
宮崎市の冬の風物詩「大根やぐら」が宮崎空港ビルの広場に登場し利用客を驚かせている。実物大の高さ約6メートルの竹組みやぐらに生の大根500本干されている。 コビット19の4番目の変異・デルタ株によるウイルス蔓延が収まったら、ギリシア文字の15番目のオミクロン株の爆発的感染が始まり、ゴーツートラベルどころではない。 飛行機は飛ばず、空港は閑古鳥が鳴き、シラケ鳥が飛んでいく南の空へ。 農耕民族の大 . . . 本文を読む

知らぬが仏

2022年01月07日 09時05分00秒 | 随想
一昨日は快晴で蔵王山から霊峰富士を見て心が晴れた。 昨日は雪が降り寒く心が冷えた。 本日は快晴でなんか良い事が有りそうな予感がする。 天候で一喜一憂するのは若さだろう。 老人は如何なる態度で毎日を過ごすのが良いのだろう。一休さんが教えてくれる。 有漏路より無漏路へ帰る一休み 雨降らば降れ 風吹かば吹け 世間でオミクロン株が増殖しても知らんぷり、株価が暴落しても動揺しない、ミサイルが排他 . . . 本文を読む

仏教遍歴の老人

2022年01月06日 10時04分57秒 | 随想
宗教には関心が無かったが、両親の葬儀を担当したので、檀家制度に基ずく浄土真宗との縁が出来た。檀家制度は今風なら岡崎市役所に住民登録する事だったのだろうが、葬儀の時だけ復活する不可思議な制度になった。 心の問題の宗教は戦後憲法の信教の自由でその範囲が無尽蔵となり、一人一宗教の様相を呈し、公的機関では手に負えないから無視するので、心が荒みモノで栄える国になったのだろう。 競争社会の名の下に争いが絶 . . . 本文を読む

宝の持ち腐れ

2022年01月05日 20時21分29秒 | 随想
昨年末の快晴の日に富士山を見に蔵王山展望台に行ったのだが、風力発電の風車の撤去作業で立ち入り禁止で見れなかった。 本日は快晴、霊峰富士を拝みに工事終了の蔵王山に出掛けた。はっきりと遠望し感動した。これほどの景色は年間でも数日との都市伝説があるから、今年は何か素晴らしい出来事ある令和4年だろう。 もっと近くで大きな富士山を見たいと思い東海道を東上したのであるが、途中の弁天島で道草、舞阪では旧東海 . . . 本文を読む

正月は天下和順

2022年01月04日 10時05分00秒 | 随想
正月元旦・2日は大晦日から泊まりに来た喧嘩の絶えない孫達の相手で疲れた。聖徳太子は和を以って貴しと為すと述べたが、そんな貴い仏教哲学は我が祖国から消えてなくなったのだろう。 初詣は松平郷の高月院なる浄土宗の寺院だった。以前に訪れ、ご朱印を頂戴した時に住職が法話を述べながらの墨蹟揮毫に感動したので夢をもう一度、初夢を見よう、再訪したのだった。対物販売が主流となっている買い物、対面販売は地方の山寺に . . . 本文を読む

宝來は注連縄

2021年12月31日 09時25分29秒 | 随想
大晦日、令和3年を振り返ると様々な出来事を思い出す。 3年前の運転免許更新時に認知機能に問題ありなる結果を踏まえ、返納を念頭に最後の奮闘をした。三河の名所旧跡の多くを訪ねた。来年3月の更新の予備検査で認知機能に問題なし、杞憂だったがお陰様で楽しい思い出が出来た。 コロナ禍で慣例となった伊勢神宮の初詣は3月下旬で丑年の五十鈴なる土鈴を手に入れた。 11月には奈良法隆寺のある斑鳩の叔父を亡くした . . . 本文を読む

令和3年の快挙

2021年12月30日 08時08分57秒 | 随想
来年の今月今夜、この月を僕の涙で曇らせてみせる」は金色夜叉のセリフ、昨年の今月今夜は老人は何を思っていただろう。 昨年のブログを読み返してみた。 令和3年度の終了月、即ち令和4年3月には運転免許証の更新が有るが、認知症検査で不合格の心配があるので、それまでにせいぜいドライブを楽しみ、デミオの走行距離10万キロ突破を来年の目標にしたい。 こんな記述をしている。 デジカメの写真を見返すと多くの . . . 本文を読む

人工知能で餅つき

2021年12月29日 15時24分34秒 | 随想
本日は餅つき、例年なら祖母の実家に一族郎党20名程が集合、薪を炊き、蒸籠で蒸したモチ米を臼と杵で、代り番こに男が杵でうち、女が手返しするのが慣例であるが、コロナ禍で昨年に続き中止と成った。 パン焼き器で餅を搗くから来ないかと孫達に声をかけたが、機械の餅つきに興味を示さない。機械の餅ならスーパーで購入するそうだ。 孤独に慣れた老人は一人黙々と機械のスイッチを入れる。あとは人工知能が勝手に餅を搗く . . . 本文を読む

蛙の子はカエル

2021年12月28日 12時15分48秒 | 随想
笑点の二代目林家三平が座布団に座る権利をはく奪される戦力外通告、美辞麗句の卒業成る言葉は洒落だろう。嘆き悲しむ人は皆無で、皆が大歓迎は異様な光景と思うのである。 落語家として真打の居並ぶ中で落語家としての知名度のない二代目は名前負けしたのだろう。 他のメンバーは落語家として生活できる力量が有るから、笑点は片手間の遊びで余裕があるが、甘やかされて育ち、厳しい落語修行を省略し親の七光りの二代目三平 . . . 本文を読む

北陸本線の老々介護

2021年12月27日 11時09分46秒 | 随想
東海道新幹線が老朽化したので民間企業の論理で代替えの超電導磁気浮上リニア中央新幹線は静岡県の大井川の水資源枯渇不安問題の解決が長引き開業が大幅に遅れる。 国家的見地で南海トラフ大地震で東海道新幹線が壊滅した時の東京から西日本の旅客代替え輸送を担う北陸新幹線が紆余曲折の末、令和5年春までには敦賀まで延伸開業する運びとなった。 6年前の平成27年3月14日に金沢まで延伸開業の1週間前には開業に伴い . . . 本文を読む

未必の故意の自死

2021年12月26日 07時01分10秒 | 随想
ひき逃げ、または救護義務違反は、人身事故の際に道路交通法第72条に定められた必要な措置を講じることなく事故現場から逃走する犯罪行為。物損事故の場合は当て逃げと呼ばれる。  ひき逃げとみられていた事故が一転した奇妙な交通事故の報道を目にした。 東京・江戸川区で車が電柱に衝突し、助手席にいた男性が死亡した事故。警察官が現場に到着した時、車内にいたのは助手席にいた男性だけで運転手の姿がない。 警視 . . . 本文を読む

鉄道からバスへ

2021年12月25日 14時41分34秒 | 随想
13年前の平成20年の3月25日に四国讃岐の栗林駅から特急「うずしお」で阿波徳島、牟岐線剣山4号で海部、阿佐海岸鉄道で甲浦、バスで室戸岬に行った。当時は遍路旅に熱中、高知土佐の24番札所最御崎寺を参拝した。 徳島県海陽町の第三セクター阿佐海岸鉄道は25日午後、道路と線路の両方を走れる「デュアル・モード・ビークル」の営業運行をスタートさせた。 運行区間は約50キロで、阿波海南(海陽町)と土佐 . . . 本文を読む

モッタイナイの復活

2021年12月25日 09時30分18秒 | 随想
次男の息子の男孫3人に寄って集って破壊されたNゲージ線路、三男の息子の男孫が興味を示したのでTOMIXのスーパーミニゲージを購入し、バンダイBトレインショーティーの唯一の動態保存の〇系新幹線を走行させる事に成功した。 静態保存の名鉄パノラマスーパー、キハ181系気動車、183系電車も動態化するべく、走行台車の購入を目論みネットで検索したら、Bトレインショーティーは製造停止の様で手に入らない。 . . . 本文を読む

懐かしいFURIKO

2021年12月24日 09時00分51秒 | 随想
訃報が連日報道される。明治・大正生まれの人に変わり、昭和生まれの人々である。 鉄道車両も国鉄時代の遺産は姿を消している。コロナ禍で旅が自粛され、人流が消えた事が拍車をかける。 特に国が保有するJR北海道では民営化後に導入した高性能特急車両が退役するのは寂しさの極み。 乗車体験のある函館から札幌のFURIKO281、札幌~稚内往復のTILT261改めHET261ー0番台、旭川から網走のHET1 . . . 本文を読む

負債解消が生甲斐の夫妻

2021年12月23日 06時26分34秒 | 随想
十干と十二支の組み合わせは60通り、従って61で元に戻るから還暦。昔は平均寿命が40才程度、還暦を迎えるのは奇跡だっただろうから、長寿を祝う価値が有っただろうが、平均寿命が80才の現代社会では青二才なのだろう。 「酒債は尋常行く処に有り 人生七十古来稀なり」、70才を迎える人間は普通、77才になれば少しは希少価値があるのだろう。 長寿のキャリアパス、老人は喜寿も後十日程で終了する。 次は狩猟 . . . 本文を読む