大学祭 2013-10-27 | 報告 土・日と大学祭でした。 今年も顧問のサークルが出演したので見てきました。 三絃筝曲部の箏演奏と、アジア音楽サークルのガムラン演奏。 例年のとおりではあるのですが、 どちらもなかなか人数が集まらなくてギリギリの出演です。 今はどのサークルでも・どの大学でも 人員確保が大変だと言いますがどうなんでしょう。 今しかできないこと、あると思うんですけどね。
シンポジウムで発表 2013-10-26 | 報告 國學院大學で行われた公開研究集会 「芸能が描く女武者」に参加し、研究発表をしてきました。 同大学の松尾葦江先生が主宰している科研費研究 「文化現象としての源平盛衰記」の一環をなすもので、 国文学の方々を中心に進めている研究ですが 少し毛色の変わったものもということでお声かけ頂いたものです。 私は「美的表象としての《巴》」と題して、能《巴》の表現の特性を これまであまり注目されなかった角度から分析してみました。 拙い議論でしたが、軍記研究に何事かを付け加えられたのではないかと自負しています。 また、他の方の発表を聞いて中世文学とその研究の奥深さとを改めて実感し、 久しぶりに古典をじっくり読んでみたくなりました。 強行日程でしたがこの場に立ち会えてよかったと思います。 「文化現象としての源平盛衰記」公開研究集会 平成25年10月26日 13時00分~ 國學院大學渋谷キャンパス2号館 〈研究発表〉 ・大山峻也「『源平盛衰記』・『太平記』絵入版本考―血の描写を中心に」 ・平藤幸「長門切と伝貞敦親王筆平家切数葉の紹介」 〈シンポジウム「芸能が描く女武者―巴の造型をめぐって」〉 ・伊海孝充「長刀を持つ巴像の意味―『平家物語』諸本との比較から」 ・玉村恭「美的表象としての《巴》」 コメンテーター:横山太郎 ※研究集会の様子は以下のサイトでも紹介されています。 ・國學院大學HP:取材日誌「2013年10月26日 公開研究集会」 ・中世文学逍遥(松尾葦江研究室HP):科研費による研究
集落活性化セミナー 2013-10-25 | 報告 新潟県庁で行われた地域活動セミナー 「大学生の力を活かした地域活性化セミナー」に参加してきました。 地域活性化、特に大学および大学生と連携したそれについての 県内外の先進的な事例を紹介するとともに、 新潟市が行なっている事業の成果を検証し、 今後の地域活性化のあり方について討議することを目的とするものです。 報告された事例は以下のとおり、下の四つが新潟市の活動です。 大学生の力を活かした集落活性化セミナー 2013年10月25日(金)13時30分~ ・茨城県常陸太田市里美地区:茨城大学、常磐大学、茨城キリスト教大学など ・柏崎市荻ノ島集落:芝浦工業大学、東京工科大学など ・村上氏朝日地域長津地区:新潟大学(地域政策協働センター) ・佐渡市羽茂地域小泊地区:新潟国際情報大学 ・粟島浦村:上越教育大学(伊藤政和研究室) ・三条市八幡町:東京藝術大学 多くの事例の提示があり参考になりましたが、 「成果自慢」で終ってしまわないよう気をつけなければならないと思いました。 いちばん心に響いたのは、荻ノ島の方が言っておられた次ののことです。 「大学生が来ることの一番のメリットは人々がウキウキすること、 明るくなれば半歩踏み出すことができる」 「コーディネーターは言葉に力がないといけない、 先を見た人、見ることができる人が必要なのでは」 大学や行政にどこか「上から」なものがつきまとってしまうのに対し、 実感のこもった言葉であるように感じました。
四年生卒論発表会 2013-10-24 | 報告 学部4年生の卒論発表会でした。 本コースは12月中旬に卒論提出で、 今回が最後の中間報告ということになります。 完成目前の時期のはずですが正直言ってまだまだでした。 ただ資料集め等の基礎的なものはともかくとして 解釈を積み重ね世界を(脱・再)構築する作業は、 ちょっとしたきっかけで大きな「地殻変動」を起こす可能性があります。 エンジンがかかった時の学生の「ドライブ感」は半端ではないので、 あせらず期待することにしましょう。
アウトゥンナーレ 2013-10-19 | その他 大学院生の演奏会「アウトゥンナーレ」が行なわれました。 今年は例年よりかなり早く10月の開催です。 今回は作品発表の数が多かったでしょうか。 それぞれの個性が見えて面白かったです。 プログラムノートもしっかり書かれていていいのですが 「外」に対する意識がもう少しあってもよかったのではないかと思います。 学生たちにとっては「批判」も大事なコヤシです。 ご来場くださった方々には是非これからも 御叱正たまわりたいと思います。 上越教育大学大学院生による演奏会 Autunnale 2013 1. 作品発表「Iris」 2. ピアノ独奏 4つの小品(作品4)より「悪魔的暗示」 ピアノソナタ第3番(作品28)「古い手紙から」(プロコフィエフ) 3. 作品発表「母に~ピアノとクラリネットのための~」 4. バリトン独唱「からたちの花」「待ちぼうけ」「かやの木山」(山田耕筰) 5. クラリネット独奏 クラリネットソナタ第2番(ブラームス) 6. 作品発表「妖光の月 ―Ancient Moon―」 7. 作品発表 組曲『麦ふみクーツェ』より I. 恩返しのための用務員さんのマーチ II. 麦ふみの歌 8. ソプラノ独唱 《マタイ受難曲》BWV244より 第48・49曲(バッハ) 「曼珠沙華」(山田耕筰) 9. ソプラノ独唱 歌曲集《左子真由美の詩による五つの歌》より「薔薇」(後藤丹) 《ロメオとジュリエット》より「私は生きたいの」(グノー) 10. ユーフォニアム独奏「パントマイム」(スパーク)
教育大学協会地区例会 2013-10-18 | その他 教育大学協会北陸地区の例会が本学で行なわれました。 各大学の取り組みや教育界の動向などについて 毎年一度集まって情報と意見の交換を行っています。 いろいろなトピックが出ましたが、 教職大学院化の流れが急加速しているもようです。 法科大学院のことなど思うにつけ問題も多いようですが大丈夫なのでしょうか。 また本コース学部生の音楽劇の取り組みが紹介されました。 時間や費用、人員など制約の多い現在、 たいへん意義と価値の高いものであると評価して下さいました。 厳しい環境にめげず頑張らないといけませんね。
附属中研究会 2013-10-17 | 報告 今日は本学附属中学校の研究会でした。 全体の研究主題は「知識基盤社会を主体的に生きぬく生徒の育成(第1年次) ―情報や他者と適切に関わる力を視点として」です。 音楽科では「作曲者の意図を解き明かそう―楽曲分析からみる「大地讃頌」」 というテーマのもと、2年生が合唱に取り組みました。 テーマにもあるとおり、楽曲分析をしつつ作品の魅力にせまり、 それを表現につなげていこうとするものです。 取り上げた作品がいわゆる「定番」曲で、 教材としての歴史も古く学習の観点も多様であり得るだけに、 附属の生徒たちにこれをどう「料理」させるか注目されました。 生徒たちが自分から表現を高めるポイントを見つけ出すようにする というのが今回の研究の大きな狙いの一つだったかと思います。 授業を見る限りそれは一定程度達成できていたと思いますが、 やはり「分析」と「表現」の関係は一筋縄ではいきません。 難しいですね。
黒根祭(5) 2013-10-14 | 報告 最終日。祭の余韻をかみしめつつ後片付け。 最後は皆さん総出で見送ってくれました。 短い時間でしたが学ぶことは大きかったと思います。 お世話になった皆さん本当にありがとうございました。 私自身まだ得たものを噛み砕けないでいます。 ここでも熟さない言葉遣いをしました。 今の自分にとってはそこまでが限界。 もう少し時間を頂きたいと思います。 漕ぎ行く舟のあとの白波。
黒根祭(4) 2013-10-13 | 報告 三日目はいよいよ例大祭本番。 素晴らしい天気に恵まれました。 ひたすら鬼を打ちまくる一日です。 若い二人の鬼が主役。私たちは助打ちに徹します。 練習の成果が出せたでしょうか。 獅子が門付をしてまわります。 集落にこだまする笛・太鼓の音と木遣り。 OBも駆けつけてくれました。 祭が人をひきつける。嬉しい図です。 今年もクライマックスは多田との「競演」。 獅子の勇壮さと鬼たちの躍動は圧巻でした。 最後は神社に戻っての大・千秋楽。 足がもつれてフラフラの学生もいましたが、 とにもかくにも一日やり通すことができました。 時よ止まれ!
黒根祭(3) 2013-10-12 | 報告 12日、大会第二日。快晴でした。 午前中は集落の人が総出で祭の準備。 午後いっぱい稽古して、夜にはもう夜宮。 祭はもう始まっているのです。 社殿を開け放ち、旗を立て、提灯を据えます。 鳥居も階段も相当に年季が入っていますが、 見る見るうちに神社が「息を吹き返して」いきます。 気分が盛り上がると思わず体が動き出す。 お昼に蟹を差し入れてくださいました。 食べ方もしっかり「稽古」。 午後はまたみっちり鬼打ちの練習。 OBも加わって稽古に熱が入ります。 手の角度や動かすタイミング、 細かいところまで教えて頂きました。 日が暮れると夜宮の始まり。 衣裳をつけて、社殿の前でひとまわり鬼を打ちます。 夜の集落に太鼓と笛の音が響き渡り、 祭の始まりが告げられました。