昨晩、夜更かしをしていて、
TVにふと目をやると、鳥越さんが。
ダンディな大人の男性が大好きな私。
思わず鳥越キャスターの番組は見てしまうのよね。
沖縄の現地取材、元米兵の証言の数々。
過去の資料などを基に、地中を掘り返す。
ベトナム戦争で使用した枯葉剤の4千~5千本が、
あの美しい辺野古の米軍キャンプにあった。
その基地周辺のフェンスに枯葉剤を巻くように、
支持をされた米兵も自らが枯葉剤がかかり被ばく。
白血病、パーキンソンなどをはじめとする難病にかかっている。
当時の辺野古で、奇病難病、突然死が相次ぎ、
亡くなる前に、”辺野古の貝や海藻や魚は食べてはいけない”と
言ってなくなって行った方も。
沖縄大好きな私は、かれこれ8回~9回行っているけれど、
地元の様々な問題は歴史や、人々から伝え聞くものしか知らず、
枯葉剤はベトナムだけの問題と錯覚していたので
かなりショックを受けて見入ってしまった。
足が8本あるネズミ
踏むと灰のように砕け散るサンゴ
今でも、ベトナムへ運ぶ前に破損したドラム缶の枯葉剤は、
貯蔵していた辺野古の地下に埋まって、土壌を汚染している。
こんな話をしながら、、ふと原発の未来に思いを馳せてみた。
未来の原発のない日本はひとまず安心かもしれない。
いつか、扱いを知る人が無くなり、
世代交代が進み、汚染物質を処理の過程でどこかへ埋める。
DNAを破壊する物質が生活のすぐ傍にある恐怖は計り知れない。
枯葉剤が埋まっているビーチで、泳げない。
放射能の雨に打たれたくない。
人間って地球の癌なのかな、やっぱり
それ以外の選択肢も沢山あるはずなのに。
ザ・スクープ
http://www.tv-asahi.co.jp/scoop/update/toppage/120520_10.html
辺野古の実態についての参考文献