関西ヤングジュオン日記

森林ボランティア講座in関西
の修了生たちのその後の活動日記

東日本大震災現地支援壮行会

2012年04月30日 | 亀岡での活動
 壮行会当日、亀岡の方や久しぶりに来たJUON関係者や青春自然塾関係者、お子ちゃまも参加され、にぎやかであった。
 しかも、天候にも恵まれ、椎茸植菌やミズバショウ鑑賞会も楽しめそうである。

 最初に壮行会を開催。思えば去年の5月、宮城県のボランティア活動場所は津波で家屋や船が流され、殺伐した状況であった。

 その中で、家屋の清掃や倒木を含むがれきの運び出しを行ったが、時間が限られてあまり進捗がはかどらない状況のもと、現地の方々は初めて会う私たちに温かく接していただいた。

 今回の支援内容について、当初、コンテナーを使ったがれきの炭化を計画していたが、炭化による放射能の濃縮を現地の方が懸念されている状況で、開催は厳しいとのこと。代わって、現地の方より、仮設住宅に割り当てられない方々へのイベントを交えた支援を行うことを提案され、イベントを通じて心のケアを行いながら交流することとした。
 がれきの処理プロジェクトを行えば、がれき問題の解決の一策となるかもしれないのに、原子力事故の影響でがれき処理問題は一つ難しくなったものだ。しかし、何よりも現地の方の思いが大事なので、実際現地へ行ってみないといけないと思いました。

 壮行会後、ミズバショウの生えている沼地の南側で間伐した木の運び出しを行い、同時に椎茸植菌も実施。
 倒木の運び出しは1年もの間放置してきたため、雨水を吸って重くて濡れており、しかも崩れそうなものもあり、力を要した。

 椎茸植菌について、桜が咲くまでに行わなければならないが、3月に週末の雨天や鹿による椎茸食害でできず、ようやく実行できてよかった。

 それにしても、椎茸が新たに出てきたのを見ると、鹿対策できていたということ。鹿もシカトしたのだ。

 昼食はお楽しみのバーベキュー大会。秘密兵器で竹炭を強制的に燃やしたため、窯の前に座っているように暑く、私が焼き番をずっと行ってきたため、あまり食べることはできなかった。

 午後に入って、ミズバショウ鑑賞会を実施。若いメンバーは倒木の運び出しを行い、炭窯の作業を実施。
 後片づけは火の後始末も含めて大事なのですよ。

 ミズバショウ鑑賞組によると、ミズバショウは数十株にわたって花を咲かせていた。
 見てください。このミズバショウの可憐な花を!

 親睦を交えた壮行会は終了しましたが、東日本大震災支援状況について、5月に改めて報告させていただきます。どうか引き続きご閲覧ください。
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