こっそりとおひっこし

ひとりよがりにいろんなとこながれつつだらだらと

It's a Sony

2006-04-21 09:02:43 | 青字と黒字
「斬新なサービスを…」
珍しくポジティブな話?
「いっつもネガティブな話してるみたいな言い方を」
いや、まさにそうだし
「ま、ネガティブな話なのだが」
…そですか…
「で、ソニーといえば?」
え?えと…VAIOだのプレステだのの頃は、なんかすんごい憧れのブランドだった、けど…
「けど?」
んー、なんかテレビだので低価格戦略とったり、PSPの完成度が微妙だったり、日本じゃないけどrootkit埋め込んだり…で、ブルーレイもなんとなく微妙で…あれ?こんな会社だったっけ?という感じ
「ホントに数年でなーんかイメージが落ちた、というかグダグダに…」
持ってるのが恥ずかしいブランドになるとは思わんかった…
「といいつつ…以前から、まぁ微妙な点は多かった企業でもあったんだけどなぁ」
え?そだっけ?
「ソニータイマーと揶揄されるように、保証期限を過ぎたあたりで急にガタが来る品質」
言われてたねぇ…ただ、それでも買わせるだけの、他の魅力があったけど
「あと、独自企画路線を突っ走る場合が」
あー、ベータとかあったねぇ
「ある意味、今話題のブルーレイも、ソニーさえ歩み寄れば、という面はあるわけで。もちろんHD DVD陣営が歩み寄る選択肢もあるんだけど」
ま、そもそもそれほどの大容量、まだ不要だしねぇ…
「ま、独自路線が必ずしも悪いわけでもなく、カセットテープやらCDやらの企画はソニーが噛んでるわけで」
確実に技術力はあるんだろうねぇ…
「ま、でてきたものを見てみると、突き詰めすぎて、確かにいいんだろうけどそこまでするか?な規格が多い印象、だなぁ」
ま、ねぇ…カセットなんかは生まれた時には既にあったけど…それ以前のオープンリールなんかと比較したら、そこまで小さくしなくても…なものだったろうし、ベータなんかも、小さい上に画質等はVHSよりも上!とか言われてた、よねぇ
「ま、ビデオの規格については、突き詰めすぎのせいで、他の企業が追随しづらい状態になった面はあるだろうなぁ」
頭が固いんだかやわらかいんだかわからない企業だねぇ…
「で、現在進行形、と言っていいのかわからないけど…デファクトスタンダード争いをして奮闘しているものがあるのだが」
?まだあったっけ?
「記憶媒体、なのだが」
メモリ?
「メモリでも、外部に差すタイプのな。ケータイからカメラ画像とかをパソコンに移したりするのに使う、だろ?」
あー、SDカードね
「現状ではSDカードが使われることが多くなってるなぁ」
え、と…ソニーではSDカードは使われてない、んだっけ?
「ソニーはメモリースティック、という独自、に近い規格が」
そいえばそんなのあったねぇ…
「ソニーのケータイの場合、メディアが違うから使いまわせない上、VAIO以外のパソコンにメモリースティックのリーダーがついてることはほとんどないから、別途用意する必要があったり…」
確かに面倒、だねぇ…最近だとSDカードならパソコンにリーダーついてきてる場合も多いのにねぇ…
「意地としか思えないぐらいメモリースティックにこだわってるからなぁ。ケータイとかみてると、ソニエリの端末、やっぱカッコいいなぁ!とか思っても、でもメモリースティック…とか思うと萎えるもんなぁ…」
正直、もったいないよねぇ…
「で、そのメモリースティックがらみ、なのだが…」
やっと本題?
これ
メモリースティックの偽者?
「が出回ってるみたい、だな」
それは、問題、なの?
「どだろ?メモリースティックってどーゆーライセンスで製造販売してるのか知らない、んだが」
ライセンスで考えると、おそらく問題ではあるんだろうけど、ねぇ
「ただ、そのせいで価格が高くなる、高いから買わない、にもつながるわけで…」
ま、そりゃそうなんだろうけど…
「バルク品と思って、使えたらラッキー、使えなくてもしょうがない、という覚悟であれば、という気もしないでもない。まぁ、偽者製造を放置、推奨するべきとまでは言わんけど」
自分が使わないものだと好き勝手言うね…
「で、『稀に正常に動作しない場合がある』とソニーが」
稀、って、じゃぁ、ほとんどの場合は正常に動く、の?
「そなんだろうなぁ」
…モラルとか、そーゆーもの無視していいんだったら、偽者だろうと、おそらく安くて、で、ほとんどの場合正常動作する方選ぶや・・・
「メーカー保障を受けられる、程度のメリットしかないことになるもんなぁ、正規品」
ソニータイマー込みでねぇ…
「その対応として…『ソニー特約店で正規品を購入して欲しい』」
いっちゃなんだけど…どの製品だってメーカーはそうして欲しい、よねぇ…
「さらに『不安なユーザーに対しては、預かった上で鑑定するという。』」
あ、鑑定してくれるんだ。ずいぶん良心的な
「『鑑定には1度に最大3個まで預けられ、手数料として1,000円が必要。』」
…金、取るの?
「しかも『万が一、模倣品であることが判明したとしても、同社では正規品との交換は受け付けず、「販売店に相談して欲しい」としている。 』」
何のために鑑定するんだか…
「ソニーから偽者、というお墨付きが出た!ホンモノと交換しろ!ぐらいのことが言えるんだろうけど…そのために1000円かけたり、交通費だの郵送費だのかけるか?といったら、かけないよなぁ」
ま、ねぇ…ホンモノだろうと偽者だろうと、使えさえすればそれで十分だもんねぇ…
「むしろ、偽者かと思ったら鑑定させてください、もちろん無料で。その上で、偽者だった場合、ソニーが責任を持って販売店にねじ込みに行きます!の方が効果的なんじゃ?と思う」
ま、ねぇ…なんだかんだいっても、販売店がメーカーに目をつけられたら問題が大きい、と思えば、あやしいトコから仕込まないように、だの、独自にホンモノかどうか調べるだの、で、結果的に偽者が市場に出回らなくなりそうな気がするけどねぇ…
「その辺の想像力が全然ない企業になったんだなぁ…」
その辺に関しては、実は昔っからな気もするけど…

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