いつも・心に音楽を・くちびるに歌を~♪ 自然を感じて!

音楽療法、音楽教室、障がいを持つ子供さんのピアノ指導、緩和在宅音楽療法、アマティーナ愛知弦楽合奏団

老人施設の音楽療法

2007-07-25 | 音楽療法&療育
午前中、差し歯が全部、ぐらぐらして歯医者さんに無理を言って
診察をしていただきました。
もうこれは「僕はやり直す自信がないです」とおっしゃって
インプラントの先生を紹介してくださいました。
とりあえず、明日、総合病院の口腔外科に行ってきます。

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老人施設の音楽療法

歯のショックで歯医者から帰ってものすごく気が疲れていましたが
気を取り直し、気持ちに力を入れて向かいました。

今日の曲目
「我は海の子」「東京ラプソディー」「しゃぼんだま」「りんごの歌」

・挨拶
 一ヶ月ぶりのご無沙汰をわび、皆さんの健康を気遣って
 気持ちよく挨拶をする事ができました。

ここで、参加者のお1人が、
「先生、脚が痛いですか?」
「えっ??、痛くないですよ」
「ちょっとね、痛そうでしたよ」
「ありがとうございます、でもね、どうもないですよ~ほら~元気です」

しまった!気持ちの油断が脚に出てしまった。
多分、歩行に気遣うことなく、身体を揺すっていたのかも・・・

セラピストはどんな事があっても、参加者に気を遣わせてはいけないのに
歯の事で気持ちがそちらに行っていたのかもわかりません。
申し訳ないと反省しました。

・音体操
これはピアノにあわせて手を上げたり、ふったり、下ろしたりしながら
リズムに合せて身体を動かします。
これは、眠っている身体の感覚を呼び起こすためです。

・「東京ラプソディー」は先月も歌いましたが今ひとつ乗りません。
う~ん、選曲にもんだありでしょうか、それとも私の進行が下手なのか、
もう一度勉強のしなおしです。

いつもは季節の花を持っていって愛で貰い、香りをかいでもらい
触ってもらって五感の刺激をするようにしていたが、
この度は、「回想法」を用い、子供の頃、また、子育ての頃の記憶を
呼び覚まそうと、「しゃぼんだま」を持っていきました。

まず、「シャボン玉」の歌をうたって貰い、
そこでシャボン玉を取り出し、みなさんの側に行ってシャボン玉を
吹きかけたり、大きなシャボン玉を作ったり、
参加者の皆さんは、子供のようにおおはしゃぎでした。
一通り回ったところでもう一度「シャボン玉」の歌を歌いました。
最初に歌った声とは大違いで、声が生き生きしていました。

また一息~ちょっと深呼吸

今日の日にち、曜日、天気、気候を聞き、夏の認識をしてもらう。
さて・・夏は海・・

「我は海の子」の歌詞を読んでもらい、難しい言葉の意味を皆さんに
聞いてみると、結構、これは「こういうことだよ」と答えて下さった。
さすが、年の功です。素晴らしい~~~

時間も迫ってきたので、いつもの愛唱歌「りんごの歌」を歌う。
太鼓を叩きながら皆さんお1人ずつを回って一緒に歌う。
涙をためている(脳梗塞の後遺症ではない)参加者もいらっしゃった。

最後にみんなに今度、会う時までに
「転ばないように」「病院のお世話にならないように」
伝えて終わりました。

相談員さんも、介護士さんも一生懸命サポートしてくださって
私一人では到底出来ない療法なので、とってもありがたかったです。
今までの実績が少しずつ施設に認められてきました。

後は、次に続く施設の職員の皆さんが勉強をしてくださるともっと
良いと思って、どんどん発信して行きたいと思います。

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弓道に行きました
何だか、ものすごく疲れていたのに、ピン、シャンです。
20射しか引きませんでしたが、綺麗に弓も引けてよく中って

今日は自分がです。
これも皆様が待っていてくださるお陰、本当にありがたいことです

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