「ネコの手も借りたい多忙苦戦格闘日記」オーダー専門店k.nyangoケイドットニャンゴの裏側

名古屋に拠点を持ち持続可能な想いの中で創り続ける”いのうえきょうこ”の
デザイン・イメージの現場

マリー・アントワネットの気持ち

2007-02-14 01:25:23 | 妄想が広がる場所(海外)

 

写真は、前回のヴィコント城内のキャナル(運河)
お城の治水の為か、単に装飾かいろんな池を見るが、
さすがに、ヴェルサイユのは大運河だ。
海を見たことないだろうから、あの風景で、海を想像したのではないかしら・・・
と思ったものだ。
もちろん、ゴンドラ遊びも・・・映画のワンシーンと同じに。

昨夜から、ヴィコントの写真ばかり上げているが
フィルムで撮った写真もスキャナーで取り込んで整理すれば
ヴェルサイユのプチ・トリアノンのガラス越しのショットを見せられるのに、
スキャナーが壊れたままなので、未整理。

古いガラスのままだったせいか、波打ったガラスが外の風景を寂しげに写して
アントワネットの日々は虚ろだったのではないかと、想像させた。

庭園の奥まったところに農家を再現して、彼女ひとりのテーマパークを造って
閉じこもったのも虚無がなせるものではないかとも感じた。

映画の中のアントワネットも現代的な虚無感が伝わってきた。

写真のヴィコントは程よく、優雅に散歩が出来るが、
ヴェルサイユは、乗り物が必要だったであろう。

写真の樹木はマロニエの木である。
マロニエの大木が続いていて、大きな葉がバサッって落ちる。
つい、栗と同じような実を拾った。

その実は、机の上に転がっている。

アントワネットもそんなことをしたのではないだろうか・・・

木の実ひとつでも妄想に遊ぶ入口になる。
窓口は、多いに越したことはない。

 

 

 



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