きっかけ屋のTriggerブログ~笑顔と笑声と笑動でいこう!

「きっかけ作り」に奔走する人財育成プラネット加古のブログ。あなた魅力と才能が開花するひきがねを引くで~っ!

ファシリテーションフォーラム

2010-04-29 23:31:36 | 気づきと感謝

私も所属する「ファシリテーション協会」主催の大きなイベントが名古屋であります。

「ファシリテーションフォーラム2010」


●5/29-30
●名古屋ポートメッセ名古屋

5/29-30の二日間、ファシリテーションに関する様々な講座やワークが山盛。スピーカーやゲストも著名で実績のある方から、企業の現場でバリバリ活躍する方々の「事例マラソン」まで多彩!驚くほど内容が充実しています。ファシリテーションに興味ある方はもちろん、ファシリテーション自体はよくわからないけど、「人材育成・能力開発」や「組織活性化」、「人のやる気」などに興味のある方はぜひともご参加ください。

企業の管理・監督者はもちろん、一般のビジネスマン、そして地域活動や街づくり、福祉・医療関係の方々にも大きな気づきが得られる良い機会かと思います。会場でお会いしましょう。 


猿のモチベーションをあげる方法

2010-04-27 12:21:29 | 気づきと感謝

地域情報のメルマガがある。特に緊急時や子供に関する危険情報が中心。残念ながら、「●●公園で子供に遊ぼうと声をかける不審者がいる」とか、「▼▼駅付近で、女の子が車に乗らないかと誘われた」など・・・嫌なニュースを連想させる出来事が我が街にも起こってしまっているようだ。

さて、そんな中先日はホッとする?情報がきました。最近、名古屋市南部から私の住む知多市あたりで野生の「猿」が街に出現しているそうなのです。そして、住民向けにきたメールがこれです。

「次の5点に注意してください。1.近寄らない 2.目を合わさない 3.大きな声を出さない 4.絶対に餌を与えない、見せない 5.戸締りをする」

何気なく読んでいてふと思いました。

「ああ、この逆をやると猿はテンション上がっちゃうんだろうな・・・」

ん?

人間も一緒じゃない?

さすが、人間に近いお猿さんです

となるとこういうことをすると人間のテンションや、やる気もこういったことをすれば上がらないわけだ・・・。大人しくなっちゃうわけ

「1.近寄らない 2.目を合わさない 3.大きな声で話さない 4.ご褒美を与えない。知らせない 5.人を受け入れない」

これはなかなかおもしろいぞ

ということは、この逆をやると人間のテンションも上げることができそうだ。やる気を引き出す方法だね。

 

「1.近づく 2.目線を合せる 3.大きな声で話す 4.報酬を与える。インセンティブを設定する 5.自ら心を開く」

 

う~ん、単なる地域の情報メルマガでしたが、なかなか面白い気づきが得られましたね


キムタク追悼試合

2010-04-25 07:20:46 | 気づきと感謝

今日のブログは大げさです。バカにされそうですね。

昨日の巨人×広島は先日亡くなった木村拓也コーチの追悼試合でした。

木村コーチの死は何度触れてもいまだに受け入れがたい感覚です・・・。さほど涙モロイわけではない私も、この話題になると一気に涙があふれます。

案の上、今日はこの試合のニュースを見るだけで涙が出ました

始球式での長男の姿、そして投じたストライク、広島・巨人の選手の目つき、試合展開・・・。いつもに増して、両チームの選手が真剣そのものに映りました。巨人・小笠原はファウルフライに飛びついて、完全にスタンドの中に突っ込んでいきました。あのプレーに全てが込められていると思います。普通の試合であれは出ないプレーだと。いや、場合によっては危険ですべきではないプレーかもしれません。「木村さんだったらボールを追い続けるに違いない」そんな思いがあのプレーに表れているのだろうと感激しました

「気持ちがプレーに表れる

を象徴する場面でした。スタンドに体丸ごと突っ込んでいく小笠原の姿、そして想い・・・私がもし、今現役スポーツ選手であれば、あのシーンを録画して、毎日練習の前後に見るなんていうイメトレを導入していますね

「象徴する場面」といえば、木村拓也を一気に好きになる場面を思い出します。まだ最近で有名な話です。

巨人時代の延長戦、最後のキャッチャーがデッドボールで退場。次の回の守備で、捕手をやる選手が誰もいなくなった。困り果てた原監督は、「(昔やっていた)拓也しかいない」と彼を探すとその姿は見当たらない。状況を察して隠れたのかと思った原監督に入ってきた情報がこれだ

「木村はすでにブルペンで、変化球を中心にキャッチングの練習をしている」

彼のプロ魂としては当たり前なのだろうが、超感激した。プロのピッチャーの球は「受けるだけ」でも大変なのだ(そういえば高校時代キャッチャーだった山崎武司(楽天)は、正月に先輩・工藤が連れてきた渡辺久信とキャッチボールをして「(球の伸びがすごくて)恐くて捕れない」と言っていた。軽くキャッチボールするだけでそれくらい違いを感じるのだと。あ、当時はアマとキャッチボールすることさえNGと言われていたようでオフレコの話ではあるが)。

まして「投げてきた球を捕ればいい」なんて簡単なポジションではないのだ。それどころかサインプレーを含めてもっとも難しい。「昔やっていた」でできるものではないのだ。

自主性、使命感、自律心、役割認識、行動力、プロ意識・・・全てにおいて最近よく言われる、「求められるビジネスマン像」だ。

若手社員向けの研修をする際には、ぜひ紹介したいエピソードだ。しかし、私が講師をする時にはこの話をすることはないだろう。この話をするだけで人前で泣くということになりそうだから・・・

※※※※※※※※※

今は便利な時代。簡単に関連映像が見られます。

■木村拓也緊急捕手出場の映像こちら

■見たくはないが、ノック中にバットを持ったまま倒れる瞬間が映っているニュース。木村氏のことを忘れない意味でも紹介するかこちら

■そして、昨日の夜のすぽると。選手の目つきとスタンドに突っ込む小笠原に注目。この姿見てグランドで燃えない奴はいないでしょうこちら

野球好きのビジネスマンや現役高校球児など、多くの人たちに「どうすれば強くなるのか」を気づかせてくれるに違いありません。


西田塾同窓会

2010-04-24 22:15:08 | 気づきと感謝

名古屋開催の西田塾の同窓会を開催しました。

現在「第6期」が進行中。そのひとコマを利用して、夜に大集合となりました。

いつも感じることですが、素敵で輝く経営者の皆さんは若々しい。西田先生曰く「アホ」の象徴なのでしょうね。私に言わせれば、「悪ガキ」のような方々ばかりです。

製造業からサービス業、プロスポーツ選手までそれはそれは幅広くお集まりいただきました。途中からは、ビジネス本のベストセラー作家といえばこの人、「石田淳さん」もかけつけていただき盛り上がりました。

皆さん、既成概念にとらわれない楽しい会話が弾みました。ありがとうございます。

※次回開催などは未定ですが、ご関心のある方はぜひともお気軽にお問い合わせください。⇒     info@jin-planet.com


血液型

2010-04-23 10:45:51 | 気づきと感謝

先日、カウンセラーの仲間の女性が盲腸になったそうです。前日私と呑だ後、腹痛と吐き気。食中毒と思って私を心配したそうですが、私は元気に次の店で楽しんでいました

さて、入院中の彼女から笑えるメールがきました。

「私、B型として生きてきたんだけど、今回の入院でA型って判明してびっくり

派手な絵文字と一緒に、驚いて大騒ぎになっているようでした

確かに何か緊急の場合に備えて、自分の血液型、きちんと把握していないといけませんね。

それにしても、血液型ってこんなもんです。

心理学には「類型論」なるものがあり、各種タイプ別に分析することがよくあります。これは相手を「見る」ための道具としては有効です。しかし、一方で「決めつけ」「先入観」を誘発する心配があるのも事実です。

「占い嫌い」を自称する私は、血液型で人を判断するのもあまり好きではありません。話のネタとしては面白いのは認めますが。当たり前ですが、人間が4つに分けれるわけではありません。

こんな実験があるそうです。

A型の人に「A型の特徴」なるものをいくつか指摘すると、「さすが、全部当たっている。すごい」となる。そして数日後、今度は何も言わずにB型の特徴をいくつかあげて「A型だから、こんな面もあるでしょ?」ってやると、「すごいなんでそんなによくわかるの?」ってなるそうです。

そうです、人間いろいろあるのです

「両極併存」なのです。誰でも、明るい面もあれば暗い面もある。好きな自分もいれば嫌いな自分もいる。

プラス思考といわれる人は、必ずしも24時間プラス思考でいるわけではありません。

強気で自信満々なスポーツ選手は、全く不安を感じないわけではありません。

どちらに焦点を当てられるか。

弱気になるなとか、マイナスを考えないなんてことを目指してはいけませんね。そんなんムリ。でも弱気やマイナスを認め、そのうえで強気やプラス面に目を向ける・・・そういう工夫はできるものです。

おそらく「自分は典型的B型だ~」を自認していたであろう入院中の仲間からのメールで血液型の盲点が証明されました

人間いろいろな面を持っているのが当たり前です。

「それでいいのだ」なのです


世代責任

2010-04-20 17:20:33 | 気づきと感謝

尊敬する鈴木中人さん(いのちをバトンタッチする会・代表)がいつもおっしゃるとこの一つに「世代責任」がある。

特に若い世代に発するメッセージは実に意義深い。

「皆さんは幸せな生活を送っている。しかし、この幸せな社会に皆さんは何一つ貢献していない。先輩たちが一生懸命作ってきた世の中のおかげだ。命は一つではない。脈々と生き継がれた大勢の命がある。君たちの命は君たちだけのものではない」

先日は某上場企業の新入社員研修にご登壇いただいた。新入社員に対するメッセージはもっと分かりやすい。

「給料はなぜ貰えるんですか?」  「仕事をした時です」

「皆さんは、今仕事していますか?会社に貢献していますか?」  「いいえ・・・」

「給料日は何日か知っていますか?今月、給料貰えるんですか?」  「はい」

「給料は仕事したら貰えるんですよね?」    「・・・」

「仕事していないんだから給料返しますか?」  「いいえ…」

「仕事していないのに給料もらうこと何て言いますか?」  「『給料ドロボウ』です…」

「今日、昼に弁当出るけどお金払っていますか?」  「いいえ」

「金払わずにごはん食べることなんていいますか?」  「『無銭飲食』です・・・」

「皆さんは、ドロボウと無銭飲食の集まりです・・・。なぜ問題にならないんですか?」

「・・・」

 

「それは、今まさに君たちの先輩が働いているからです。歴代の先輩たちが、働いてきたからです。君たちは多くの人々が受け継いできた会社があるから、今ここにいるんです。君たちが頑張ってくれるよう、先輩たちが今君たちの給料を稼いでくれているんだ」

 

中人さんの話を聞くのは何回目だろう。

その時の自分のアンテナによって、自分の感じ方が変わるのが分かる。

何かを判断する時、今の自分だけではく「後に来る人」にとって良いか悪いか・・・

「世代責任」

いつも心にとめておきたい言葉だと思います。


距離感

2010-04-18 21:12:00 | 気づきと感謝

仕事をするうえで、「とにかくやってみる」は大事だ。

その類で私がよく口にするのが「距離感をつかむ」ということ。できそうかできそうでないかはともかく、今の自分(の状況)とどれくらい離れているのか。そして、それをやるにはどれくらいの取り組みと苦労が必要そうか。そして、どの程度の「覚悟」がいるのか。まずはこの距離感をつかまないと、その仕事への投下工数やタイムマネジメントがうまくいかないことになる。

ビジネスで、この「距離感」を意識するのはとても大切だと思っています。

一方、スポーツも同じです。夏の甲子園を目指す高校球児にとって、この時期はこの「距離感」をつかむことが大切。そして、そのために「良い計測器」が必要。目標とする強豪校とガチンコ勝負することがベストですが、普通の学校はなかなかそんな機会には恵まれません。この時期に実力校とあたるのは距離感を測るのに最高です。

今日、応援する高校野球部が優勝候補と戦いました。大差で負けましたが、点差ほどの実力差はないと感じました。選手にはめちゃめちゃ良い経験となったでしょう。「日本一の計測器」で試せました。そして、

「この差なら追いつく!

の気持ちを持ってくれたのではないかと思います。

「距離感」

ビジネスでもスポーツでもとても大切だと再認識しました。そして、この「差」を埋めるには、必死に頑張るための目標と、距離の測れるライバルが必要です。メンタルトレーニングで欠かせない設定項目です。

負けにより、より明確な目標とライバルの設定ができたのであれば、それは大きな価値ある負けなのですね。私もやる気をいただきました。やはり、アマチュアスポーツを自分勝手に解釈して、自分のモチベーションにするという私の特技はなかなかです

距離がつかめることで、やる気もやり方も工夫できます。「距離感」というキーワードを強く意識した一日でした。


野球選手の行動基準

2010-04-17 23:49:48 | 気づきと感謝

ビジネスで「クレド」といえば珍しい言葉ではなくなってきた。

企業が行動指針などを簡潔に記した社員向け心得集のことだ。仕事をしていく時の「判断基準」「行動基準」を徹底的に浸透させ、社員のモチベーションにつなげ、顧客サービス向上に大変な効果を発揮します。リッツカールトンが有名ですね。でも、一朝一夕にできる話ではありませんが・・・。

さて、一昨日の日経新聞のスポーツ欄にこんな記事を見つけました。

「球界も『クレド』で心得」

プロ野球球団もこういったクレドに取り組んでいるそうで、西武球団は球場警備員やアルバイトを含めた関係者1,400人が蛇腹状のクレドを携行し、自分の価値判断基準として浸透させているとのこと。

楽天はさらに選手にも徹底しているという。野村前監督の影響もあるのでしょう。良い傾向なのか、悪い傾向なのか・・・。朝まで飲んでマウンドに上がったとか、有名選手のさまざまな豪快エピソードからは想像できませんね。これも時代だということです。

いずれにせよ、チームが同一目標・共通価値観を持つことは極めて大切です。実際、スポーツでも強くなるためにこのトレーニングをすることは珍しくありません。

楽天の選手行動基準の抜粋を紹介します。なかなか興味深いです。

▼私たちは、社会の一員として自覚を持って行動します

▼私たちは、常に全力プレーを心がけます

▼私たちは、科学的思考で勝利を目指します

▼私たちは、常にチャレンジ精神を忘れずに行動します

▼私たちは、自ら考えて行動し、無限の努力を続けます

▼私たちは、常にチームの勝利のために行動します

▼私たちは、支援していただく皆様のために行動します

・・・

それぞれに、その背景や意味も記されているようです。

ビジネスで組織活性化や人材育成にかかわる私には「こりゃスゴイ」と思う反面、単なる野球ファンとしては少し微妙ですね・・・。

昨年のドラフトの目玉、菊池雄星(西武)はハードな高校野球生活の中でビジネス書を読み、進路についても「野球だけしかできないと思われたくないし、それではいけない」と言っていました。「スゴイ選手だ!」と思う反面、もっと単純に「野球だけしか興味ありません」みたいな高校生のほうが“自然”だと思うけどなあ・・・と複雑な感じはしますね。

愛知県では、今日から地区予選を勝ち抜いた高校球児が争う、県大会が始まります。単純に「野球が好き」という純粋な高校生のプレーが楽しみです。


新入社員で人間教育

2010-04-16 14:17:05 | 気づきと感謝

某上場企業さんでの新入社員研修。ビジネスマナー、チームワーク、コミュニケーションなどの定番に加えて、「人間力」の講座を開催しました。

「人間力」とは、最近企業の人材育成で話題になる言葉の一つです。事実、前回のこの講座はNHKさんがテレビ取材にきました。

なぜ自分たちは存在しているのか、いのちとは何か、生きる価値・意味は何か、自分の根っこになるものは何か・・・。普段、なかなか考えることのないテーマに、新入社員の皆さんも様々なことを考えていただいたと思います。


iPad

2010-04-15 06:42:26 | 気づきと感謝

購買に感情が影響するのは言うまでもありません。ビジネスのさまざまな場面で心理学の応用が見られます。

典型的なのは「行列のできる定食屋」ですね。混んでいるだけでおいしそうに見える。同じ味でも、いや隣よりも劣っていても、ひとたびできた行列がその後の繁盛を左右することがあります。

実際、たとえばラーメン屋などにはお客が来ようが来まいが店の外にいくつかウエイティング用の椅子を置くという秘策もあります。通り過ぎるお客さんは「ああ、この店はこんなに並ぶくらい流行るんだ」との印象を与えること間違いなし。いつもガラガラでも、「行列できる店なのに今は空いている。今のうちに入ろう」ってなるわけです。すると本当に行列ができたりする。

他にも経済や商売を心理学の視点で見ると面白いことがたくさんあります。

さて、話題のiPadの日本発売が1ケ月延期になったそうです。理由は「アメリカで想定をはるかに上回る売れ行きで、諸外国へ販売する分がない」そうです。すごいですね。iPadってそんなに売れているんですね。こっりゃ相当良い商品に違いありません。このテの機器には鈍感な私まで欲しくなりました。

これって・・・。

本当に「需要予測を上回った」だけの理由でしょうかね・・・。

まさに、感情に注目したマーケティングかもしれませんね。「1ケ月」っていう微妙な延期期間も“怪しい”。もし、これが戦略だとすれば、なかなかスゴイですねぇ。そんなことを考えながらも、「欲しい」気分になったものは簡単には消えません。感情のすごさはこういうところからも実感します。