フィギアスケートが、これだけ注目されたのも初めてかもしれません。
女子フィギュアスケート全日本選手権。私も、思わずテレビにかじりつきました。結果は浅田真央が優勝してやれやれ・・・って感じですかね。何せ、CMなどすべて「浅田真央がオリンピックに出る」ことを前提に作られているし、経済にさえ影響がある大問題です。もし、浅田真央が先行漏れしたら「オリンピックで真央ちゃんを見たい」ということで見込めるテレビの買い替え需要がなくなると、家電業界では本気で心配していたといいますんで。そんな、重圧の中で実力を発揮する浅田真央はやはりすごい選手です。
それにしても、この競技のプレッシャーの高さは相当なもんです。緊張感がテレビを通じても伝わってきました。待ち時間を過ごして、演技中はひとつひとつのジャンプの度に切り替えて演技を続ける姿はちょっと感動しましたね。特に今回は、鈴木明子選手に注目していました。何せ、一番楽しそうに演技しますし、最近の成績の勢いは絶対にオリンピックに選ばれてほしかった。そういう意味でも、満足な結果になりました。
鈴木明子選手の演技を見ていると、笑顔で演じることがいかに重要なことか思い知らされます。言葉でない、動きや表情がつたえる影響力。そういえば、少し前に伺った企業の研修では、耳の不自由な方に4人の手話の方がついて、交代交代に伝えてくださいました。その時も思いましたね。手話の方は決して「手話だけ」で伝えているわけではないんだと。実にいろいろな、豊かで素敵な表情をいっぱいしていました。
スポーツや手話だけの話ではないですね。普段の生活にも、言葉以外がいかに大切かを意識することは大事です。実は、このブログのサブタイトルもそんな想いからつけられています。
「笑顔」、「笑顔を思い出させるような声、そして“動き”」。
そうだ、~笑顔と笑声と笑動で行こう!~