ヤクルトスワローズに古田監督が決まった。
めちゃめちゃうれしい。プレイングマネージャーというからなおさらだ。昨年のゴタゴタから、昨今のTBS関連問題でプロ野球に興味がなくなるかと思ったが、これでまた楽しみが増えた。一気にヤクルトファンになってしまおうかという気分です。
古田選手はまさに私の理想の人物。
尊敬できます。何といっても選手としての能力。そして、リーダーとしてチームを盛り上げる明るさ。さらには、自分だけのことでなく周りに気遣い、ついには選手会長などもしっかりこなしてしまう仕事力。相当私の理想に近い。
「プロ意識」
「責任力(現実を受け止めて逃げない力)」
「他喜力(他人を喜ばせる力)」
日ごろから心がけたい私のポリシーを見事に遂行している。しかも、「笑顔」で「笑声」で「笑動」で。昨年、選手会長として究極の頑張りを見せた時、悲壮感ややらされ感を全く感じさせなかった彼の凄さが思い出される。
最近の自分に欠けてる部分だ。これを機に、もう一回古田に挑もう!!
その古田選手、監督決定の日のテレビ(スポルト)で驚く発言をしていた。もちろん、「さすがっ」とうならせるものだ。司会がいくつかの質問をしていく。「できる自信はあるか」とか。古田選手は自身満々。当たり前だが、彼のセルフイメージはしっかりできあがっているのだ。これらの質問だけでも素晴らしい回答をしていたが、最後にきたのがこの質問
「ベンチ裏では、監督室?選手ロッカー?」
(私)最初「ロッカー」と答えると思った。選手と同じ目線を忘れない、とか。不正解。
「そりゃ、監督室でしょうね」(即答!)
(私)そうか、プロとして監督と選手のケジメは必要だということなんだ・・・
「聞かれたくないこともありますしね」
(私)やはり選手に言えない起用法や采配があるんだろうなあ・・・プロだから非情になる時も必要だ。そう考えると、監督室のほうがいいか・・・
「僕じゃないですよ。選手が。監督がいたら言いたいことも言えんでしょう。別のほうが気楽ちゃいますかね?」
(私)何と!この人は、監督になって注目されている今も、選手の立場で話をしているのか。スゴイ。こんな人の下で働きたい・・・
たぶん、石井が大リーグに行く。すると戦力的に来年は難しい。しかし、近い将来「古田チルドレン」が続々と登場することを確信した。ヤクルトは強くなる。