マーク・マンダース 保管と展示
2021年7月17日〜10月17日
東京都現代美術館
コレクション展示室3階
3/20〜6/22開催(4/25〜5/31臨時休館)の「マーク・マンダースの不在」展の特別延長戦。
開催期間短縮を受け、作家・所蔵者を始め各所の協力を得て、作品返却までの間、同展の出品作品(33点であった模様)の一部(25点)を全く異なる構成で、場所も替えて(企画展示室→コレクション展示室)、見せているとのことである。
マーク・マンダースは、1968年にオランダで生まれ、現在はベルギーのロンセに工房を構え活動している作家。彫刻作品。
以下、展示風景。


最初に展示されている《マインド・スタディ》。
背景の壁に貼り付けられた超小型作品《記憶された課題》も写っている。

大型の頭部彫刻《4つの黄色い縦のコンポジション》。3つは写っているが、1つは隠れてしまっている。確かに「黄色い縦のコンポジション」。
その左に、半分近く形を失って傾いてしまっている大型の頭部彫刻《乾いた土の頭部》。その他小型作品がその周辺に集まる。

都現代美術館の所蔵作品《椅子の上の乾いた像》は、他とは離れた位置にポツンと。
作品返却までの間の保管を兼ねての展示と額面どおり素直に受け取って良いものかと思いつつ、よく分からないまま漠然と見る。