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東京でカラヴァッジョ 日記

美術館訪問や書籍など

【後期】春画展(永青文庫)

2015年11月06日 | 展覧会(日本美術)

春画展
2015年9月19日~12月23日
前期 ~11月1日、後期 11月3日~
永青文庫


   後期入りした春画展、早々に訪問する。


〈永青文庫、行きのルート〉
   JR目白駅から徒歩、目白通りをただ進む。途中、田中邸前を通り、改めて往時を想像する。30分ほどで到着。


〈永青文庫、帰りのルート〉
   東京メトロ東西線早稲田駅へ徒歩で向かう。永青文庫を出てすぐ右の急坂道を下り、あとはただ南にまっすぐ道なりに進むだけ。途中のリーガロイヤルホテルは向かって左側の道を行くことに留意。約12分で到着。
   行きのルートで使う場合は、最後に急坂道を登ることになるのでもう少し時間を見ておく必要がある。


   おそらくピーク時間帯は過ぎているのだろうが、頭からの最前列鑑賞だとなかなか先に進まず、4階の肉筆画室1周に1時間近く要する状況。まあ、肉筆画目当てだし、列のペースにあわせて進むと漏れなくじっくり観ることができるので、私的には問題ない。3階と2階は軽く見る。

 

   印象に残る作品。

No.02 《小柴垣草子》伝住友具慶筆、ミカエル・フォーニッツコレクション

No.19《春宵秘戯図巻》月岡雪鼎筆、ミカエル・フォーニッツコレクション

   この2点は、実物よりもトリミングされた図版パネルが良かった。総じて本展のトリミング図版は魅力的。


   円山応挙筆とある作品も興味深く観る。


   若いカップルや女性グループが多く、賑やかな館内。「日本初」の物珍しさ、開催開催に至るまでの経緯を含めた話題性、「芸術性」抜きに気になるテーマのご先祖様の行状の一端を楽しめるアトラクション性、永青文庫という開催場所の特異さが相まっての人気なのだろう。

 

   退館時には、既に外は暗い。



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