スイスデザイン展
2015年1月17日~3月29日
東京オペラシティ・アートギャラリー
<章立て>
1 プロローグ
2 観光・交通のデザイン
3 スイス・ブランドの物づくりとデザイン
4 マックス・ビルとモダンデザインの哲学
5 スイス・タイポグラフィーとグラフィックデザインの黄金時代
6 スイスデザインの現代
7 ル・コルビュジエとスイスデザイン
好みは最初の2章に集中。
スイス・クロス
独立(赤い楯)と自由(白十字)。
1931年に国家のシンボルとして、そのマークの乱用を禁止する法律がつくられる。
国家のシンボルのほか、スイス製の商品、スイス・ブランドのみがこのマークを使うことができる仕組みが確立される。
スイス・パスポート
時代変遷。3種類。
スイス紙幣
ホドラー図案(第2次紙幣)
50フランと100フラン紙幣 2種
発行1911年、回収1958年、失効1978年
現在(第8次紙幣)肖像が描かれている。
10フラン:ル・コルビュジエ
20フラン:アルテュール・オネゲル
50フラン:ゾフィー・トイバー=アルプ
100フラン:アルベルト・ジャコメッティ(裏面にはその作品も)
200フラン:シャルル・フェルディナン・ラミュ
1000フラン:ヤーコプ・ブルクハルト
スイス航空
購入した絵葉書から、時刻表とステッカー。
1943-44冬の時刻表が気になる。
チューリッヒ・シュトゥットガルト便。シュトゥットガルト経由で、ベルリン、バルセロナ、マドリード、リスボンへ。
その他、スイス観光ポスター、スイス連邦鉄道とモンディーンの鉄道時計など。
第3章は、スイスを代表する8ブランドの紹介
バリー(靴など)
ビクトリノックス(アーミーナイフ)
USMモジュラーファニチャー(システム家具)
クリスチャン・フィッシュバッハ(高級インテリアファブリックメーカー)
シグ(シンプルな構造とデザインのアルミボトル)
ネフ(玩具)
フライターグ(トラックの使用済みの幌を使ったバッグ類)
スウォッチ(カラフルでシンプルなデザインをまとったプラスチック製クォーツ時計)
第4章以降は省略。
撮影可能は2箇所
スイスクロスをモチーフにしたUSMハラー
ルツェルン応用科学芸術大学による型紙インスタレーションプロジェクト
日本・スイス国交樹立150年記念ステッカーを入手する。
以下、本展HPより。
永世中立国として独自の道を歩んできたスイスは、デザインの分野でも質の高さとユニークさで世界の注目をあつめる存在です。実用性と機能性を好み、伝統と最新技術を融合させながら手仕事的なぬくもりと美しさを愛するスイス人気質は、「スイスブランド」として現在に受け継がれています。
日本とスイスの国交樹立150年にあわせて開催される本展は、両国の交流の始まりを導入として、近代デザインの草創期から、その開花を迎える20世紀中葉、そして多様な価値観とアイデアの展開する現在まで、スイスから世界に向けて発信されたさまざまなデザインを紹介します。鉄道や航空など「観光」におけるデザイン、そして時計や靴、家具やファブリックなど多様な領域におよぶ各ブランドにおける取り組み、その歴史と背景、思想とコンセプトは、スイスのデザイン文化の豊かさを身近なところから語ります。またル・コルビュジエ(1887-1965)とマックス・ビル(1908-1994)の二人の巨匠の仕事は、スイスデザインの合理性と普遍性を考える手がかりとなるはずです。そしてスイスで最も権威のあるスイスデザインアワードの近年の受賞者たちの先端的な作品は、私たちの生活とデザインの未来を感じさせてくれるでしょう。
世界中で愛されるデザインの国スイスの魅力を紹介する、日本で初めての試みにご期待ください。