東京でカラヴァッジョ 日記

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「中国書画精華-名品の魅力」(東京国立博物館東洋館8室)

2018年09月15日 | 展覧会(東洋・アジア美術)
中国書画精華-名品の魅力
2018年8月28日〜10月21日
東京国立博物館東洋館8室
 
 
  東博の東洋館では、毎年秋に中国美術の名品展を開催しているらしい。認識したことがなかった。
 
   国宝《紅白芙蓉図》が展示されていることを知って、久々に東洋館へ行ってみる。
 
 
【過去の「秋の中国美術の名品展」】(東博サイト参照)
 
中国書画精華
-日本人のまなざし-
2017/10/17~2017/12/10  
 
上海博物館との競演
-中国書画精華・調度-
2016/08/30~2016/10/23
 
中国書画精華
-日本における受容と発展-
2015/09/08~2015/11/29
 
中国書画精華
-護り伝えられてきた名品たち-
2014/09/30~2014/12/07 
 
東洋館リニューアルオープン記念特別展
上海博物館 中国絵画の至宝
2013/10/01~2013/11/24
 
中国書画精華
-海を渡ってきた名品たち-  
2010/10/19~2010/12/12
 
中国書画精華
2009/09/15~2009/11/08
 
中国書画精華
2008/09/09〜2008/11/03
 
中国書画精華
2007/09/04~2007/10/28
 
中国書画精華  
2006/09/05~2006/10/29
 
中国書画精華 
2005/10/04~2005/11/27
 
 
   書はパスし、絵画のみ見る。
   国宝・重文がいっぱい展示されている。全24点の絵画のうち、国宝が8点、重文13点。 全て東博の所蔵(寄託を含み、たぶん)。その厚さにちょっと驚く。
 
   制作年代は、北宋・南宋・元の時代、10〜14世紀。
 
   東山御物か。2014年の三井記念美術館「東山御物の美-足利将軍家の至宝」展で少し関心を持ち、2017年の東博「茶の湯」展でも鑑賞した、あの中国絵画たちの仲間か。覚えてないけど、これら展覧会に出品された作品も多いのだろう。
 
 
3選。
 
 
国宝《紅白芙蓉図軸》
李迪筆
南宋時代・1197年

   お目当ての《紅白芙蓉図軸》は、低いケースに横向きに展示されている。距離が近くて見やすい。
 
 
 
 
 
 
国宝《出山釈迦図軸》
梁楷筆
南宋時代・13世紀
東博蔵
 


   今回のお気に入りは猿。日本猿であるらしい。

重文《猿図軸》
伝毛松筆
南宋時代・13世紀
東博


   中国絵画には目覚めていないので、画像程度の掲載でお茶を濁したい。
 
 
   前後期制。現在の展示は9/24まで。9/26から全点入れ替わる。
 


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