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東京でカラヴァッジョ 日記

美術館訪問や書籍など

東京国立博物館の再開。国立西洋美術館の行方。

2020年05月27日 | 展覧会(日記)
    5/26、国立博物館や国立美術館が今後の開館予定、展覧会予定を発表し始めた。
 
 
    東京国立博物館は、6/2からの一部展示施設の再開を発表。
    ただし、詳細は、5/28頃発表予定とのこと。
→【追記】5/28発表
 ・オンラインによる事前予約制(1時間ごとの日時指定制。6/1の12時より受付開始予定)。
・公開は、当面、本館1階(11室・12室・13室・16室・18室)、平成館考古展示室、法隆寺宝物館1階。
・6月の休館日は、月曜+6/9, 16, 23の火曜。
・開館時間は、当面10:30〜16:00(最終入場15:30)
・特別展「きもの」展は、情報なし。
・特別展「国宝  聖林寺十一面観音」展は、1年ほどの延期。
    変更前:2020年6月16日〜8月31日
    変更後:未定(1年ほどの延期)
→【追記】5/29発表
・特別展示「きもの」展を会期変更。事前予約制(日時指定)導入予定。
    変更前:4/14〜6/7
    変更後:6/30〜8/23
・特別展「国宝鳥獣戯画のすべて」展は開催延期。
    変更前:7/14〜8/30
    変更後:来年春予定
→【追記】6/1発表
臨時休館に伴う各種会員制度 有効期限延長手続きについて
・正門前会員受付窓口にて手続要。
    手続期間:6/2〜12/25   
・有効期限が2/27〜6/1の場合
    9/6まで延長(6/2から臨時休館期間96日分)
・有効期限が6/2以降の場合
    元の有効期限から臨時休館期間96日分延長
・元の有効期限後の延長手続きも可能
   (手続きの実施時期にかかわらず、延長期間は元の有効期限から96日分)
・払い戻しはしない。
 
 
    京都国立博物館、奈良国立博物館、九州国立博物館も、6/2から一部の施設の再開を発表。年間パスポートも約3カ月(館により多少異なる)延長するようだ(手続き要)。
 
 
 
    一番気になるのは、国立西洋美術館。
    5/26に、夏季展覧会「スポーツ in アート展」の中止を発表した。
    ただし、再開日やロンドン・ナショナル・ギャラリー展の行方については、まだ発表されていない。
    美術手帖のネット記事は、"「スポーツ in アート展」が中止となったことで、「ロンドン・ナショナル・ギャラリー展」の会期が延長される可能性が高まった。”とコメントしている。そうだといいなあ。
 
→【追記】5/29発表
ロンドン・ナショナル・ギャラリー展の会期変更
・国立西洋美術館
   (変更前)3月3日〜6月14日
   (変更後)開幕日未定〜10月18日
・国立国際美術館
   (変更前)7月7日〜10月18日
   (変更後)11月3日〜1月31日
→【追記】6/4発表
・開幕日は、6/18。
・あわせて日時指定制の内容詳細も発表。
 
 
 
    国立新美術館は、当面の展覧会の会期変更を発表。
 
「古典X現代2020−時空を超える日本のアート」展
変更前:2020年3月11日〜6月1日
変更後:2020年6月24日〜8月24日
 
「MANGA都市TOKYO ニッポンのマンガ・アニメ・ゲーム・特撮2020」展
変更前:2020年7月8日〜9月22日
変更後:2020年8月12日〜11月3日
会場も変更(企画展示室2E→企画展示室1E)
 
「佐藤可士和展」
変更前:2020年9月16日〜12月14日
変更後:2021年2月3日〜5月10日
 
    なお、次の展覧会は会期未定。
「ファッション イン ジャパン1945-2020―流行と社会」展
変更前:2020年6月3日〜8月24日
変更後:未定(今秋頃発表)
 
    一番気になる次の展覧会は、今のところ、当初予定どおりのようだ。
「カラヴァッジョ《キリストの埋葬》展(仮称)」
会期:2020年10月21日〜11月30日
 
 
 
    東京国立近代美術館は、5/26時点での発表はない。
   「ピーター・ドイグ展」や次の「隈研吾展」がどうなるか。
→【追記】5/27発売
・「隈研吾展」の会期変更(1年後に延期予定)。
→【追記】6/1発表
・常設展は6/4から再開。日時指定制(無料対象者も要)。
・企画展「ピーター・ドイグ展」は、6/12から再開。会期延長。日時指定制(前売券保有者・無料対象者は予約不要だが、入場待ちありうる)。
    変更前:2/26〜6/14
    変更後:2/26〜10/11
・夜間開館なし。
 
 
    なお、国立国際美術館は、いち早く5/18に、6/2からの再開と春季展覧会「ヤン・ヴォー ーォヴ・ンヤ」展の9/末頃までの延長を発表している。
 
 
   また、京都国立近代美術館は、既に5/26より再開。展覧会「チェコ・デザイン  100年の旅」展は、会期を延長(3/6〜5/10→〜7/5)して開催中である。
 
 
 
    さて、ガイドラインを踏まえた感染拡大防止対策。
    再開の詳細内容を発表した博物館・美術館では、来館者への依頼事項、館側の対応事項等の説明が掲載されているが、こればかりは行ってみないとよく分からないところ。
    大型展覧会を抱える東京国立博物館や国立西洋美術館、国立新美術館が、どのような対策を発表するのか注目である。


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