投錨備忘録 - 暇つぶしに借りた本のメモを残すブログ

息子たちを見ていて思ったこと、思うこと


2012年10月1日 今日は息子の内定式。

夏休みの終わりに息子が高校の同級生と三重県へ旅行に行ってきた。一泊二日の車の旅。高校の部活仲間中心である。今のフットサル仲間でもあるのだが、それぞれ身の振り方を決めるのに忙しくて最近は集まれなかったようだ。旅行先でそれぞれの近況報告があったらしい。帰宅した息子が話してくれた。

K 国立:遊びすぎて2留年確定
U 国立:早々に就活止めて大学院進学に方向転換したのだが院試失敗。でも大丈夫らしい
K 府立:入学早々に司法試験宣言。1年後法科進学を諦め宣言。国家公務員合格
K 私立:専門学校に通いながら卒業単位を3年で取得。自治体3つと大学職員1つの試験終了。結果待ち
F 私立:息子。紆余曲折の末、民間企業内々定
K 国立一浪:インフルエンザ罹患で入試失敗。一浪後志望大学へ合格。今のところ普通に通学
S 私立二浪:国立大合格。1か月だけ通学。雰囲気が合わず休学。二浪で志望私大へ

あっさり2留とか院試失敗とか悪びれない連中だが、学費を出す方はかなりきついぞ。ああ、皆奨学金だったか?

かくいう私も息子に就職留年をほのめかせていた時もあった。あったがかなり覚悟がいった。うちは奨学金もらってなかったから。学資保険で賄っていたがそれも尽きた。どこからその学費を捻出するのか悩んだ。杞憂に終わってほっとしている。ほっとしているどころか、就職が決まった時には海外旅行に行きたいのであれば費用を出してやるとまで口走ってしまった。そのくらい留年されることに比べれば海外旅行の旅費は安かった。

息子を入れて現役入学者が5人いるのだが、ストレートで社会に出るのは確定しているのは今のところ2人。皆、裕福で余裕があるのかなと思う。我が家だけ汲汲としているように見えてきた。2留する友人は遊び過ぎて留年したのではなくて、遊ぶために留年したようなものだし、院試を失敗した友人もバイトして院試に再チャレンジと明るく意気込みを語る。彼らを見ていると、ばたばたと就職先を決めた我が息子が、余裕がないヤツに見えてきたからおかしなもんだ。

幼稚園の頃から知っている者もいるし、中学から知っている者もいる。皆たびたび我が家へ遊びに来るので性格や人となりはわかっているつもりだ。それぞれが二十歳を過ぎた今、その過ごしてきた20年間の様はこれからも繰り返すことなんだろうとなんとなく思っている。
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