芸術新潮 2006年 08月号 [雑誌]新潮社このアイテムの詳細を見る |
2006年の雑誌だから新しい部類に入るものなのだが全体の写真がくすんでいる。他の芸術新潮と比べても図書館の保管の問題ではないのは明らか。取材した時期に問題があるのか?朝鮮半島自体がくすんでいるからなのか?
「韓国 未知の美と出会うたび」となっているのだが、今どきの韓国に行って柳宗悦が朝鮮で発見した「美」を感じることが出来るのだろうか?
忠清南道に開心寺というお寺がある。朝鮮では木材の良材がとれないため、民家もお寺も柱や梁の木材がひどく歪んでいることが多いのだが、ここのお寺の僧房「尋剱堂」の厨房部分はわざとやっているとしか見えないくらい歪んでいる。面白い。
知らなかったのだが韓国では1985年に法律でハングル文字は原則的に横書きに決められたそうだ。しかし街の看板には縦書き文化が残っている。