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投錨備忘録 - 暇つぶしに借りた本のメモを残すブログ

朝鮮日報 【コラム】小説『1Q84』と日本の極右 ・・・ 意味がわからん


1Q84は読んでいないが、このコラムはいったい何を書いているんだろう。意味が分からない。




記事入力 : 2010/04/25 12:12:32
【コラム】小説『1Q84』と日本の極右(上)

 日本の作家・村上春樹の小説『1Q84』第3巻が、今月16日午前0時に日本で発売された。昨年日本で240万部も売れた『1Q84』第1巻、第2巻は、韓国でも翻訳出版され、直ちに100万部を突破するほど好評だった。「春樹シンドローム」の前に、玄界灘の境界など無意味だ。


 ジョージ・オーウェルの『1984』は、独裁者「ビッグ・ブラザー」の存在を浮き彫りにした。村上春樹の『1Q84』は、ビッグ・ブラザーのように国家を統治する巨大な権力とは異なる影の支配集団「リトル・ピープル」を登場させた。「リトル・ピープルは目に見えない存在よ。それが善きものなのか、悪(あ)しきものなのか、実体があるのかないのかすら、わたしたちは知ることができないけれど。でもそれは明らかにわたしたちの足元をじわじわとむしばんでる」


 リトル・ピープルの正体については、さまざまな解釈があるが、中でもキム・ホンジュン教授(大邱大社会学科)は、日本の国家主義に黙々と服従してきた大衆だと解釈した。


 「日本軍国主義とファシズムの真の主体は誰だったのか。それは、天皇やビッグ・ブラザーではなく、名もなく顔もない無数の日本国民、すなわちリトル・ピープルではなかったか」。日本社会で、集団から自由な個人の存在を探求してきた作家が、日本の大衆の全体主義を批判した、というわけだ。


 村上春樹より前、1950年代に小説『太陽の季節』で日本の新世代文学を代表する作家となったのが、石原慎太郎だ。ペンを捨てて久しい石原は、現在東京都知事を務めるとともに、「日本極右派の妄言メーカー」として活躍している。


【コラム】小説『1Q84』と日本の極右(下)

 石原は今月17日、「日韓併合は韓国の選択」という妄言を振りまいた。作家として個人的に発言したのであれば無視できる。ドイツの作家の中からも、「わたしたちが被疑者だが、アウシュビッツでわたしたちをおとなしくさせようとするな」と声が上がることもある。


 しかし、ドイツ政府が周辺国に謝罪している状態で作家の個人的発言が出るのとは異なり、日本政府はまだ国家レベルで過去の歴史を清算する責務を果たしていない。その上石原は、日本の極右派新党「たちあがれ日本」の支持者だ。「このまま行けば日本は滅びる」と称し、平和憲法の改正などを主張する政党だ。小説『1Q84』のリトル・ピープルの亡霊が現実に登場し、古い国家主義を叫んでいる。


 日本近代文学の父として挙げられる夏目漱石は、1914年、日本の軍国主義者が勢いを得たとき、「わたしの個人主義」というテーマで講演を行った。その一部を、21世紀の日本の「リトル・ピープル」アジテーターに想起させたい。「日本が今滅んだり、滅亡の懸念があるという非常事態ではない以上、それほど“国家、国家”と騒いで回る必要はないのです。それは、火事が起きる前に消防服を着て、心配しながら市内を走り回るようなものです」


 夏目漱石は、国家主義の狂風に立ち向かう良識ある個人主義が、より大きな次元で日本の助けとなる、と力説した。20世紀初め、夏目が日本の「リトル・ピープル」ブームにのみ込まれず、近代的個人の声を上げたことが、今日の小説『1Q84』につながっているわけだ。


 『1Q84』第3巻が出版された日、東京では韓国の歌手Rain(ピ)のコンサートが盛大に行われた。両国の民間文化交流は、好みを同じくする個人の出会いだ。韓国は、「小さな国民」の日本ではなく、他者を受け入れ自分を省察する「大きな個人」の日本を隣人としたい。


朴海鉉(パク・へヒョン)論説委員




http://www.chosunonline.com/news/20100425000029
http://www.chosunonline.com/news/20100425000030




村上、石原、夏目と続けてRain(ピ)だと・・・。
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